昨年亡くなった母親が夢に出てきました
初めて相談させていただきます。
昨日見た夢での出来事を相談させていただきたいです。
昨年末に母親を亡くし、先週49日の法要を行って参りました。
その亡くなった母親が夢に出てきました。
内容を順番に箇条書きで書きます。
・亡くなった母の病室、父と私の息子(長男)と私がいる
・父が病室に置いてた録音機で、母が亡くなる直前に話してた事を流しはじめる
・録音機の内容は、生前抗がん剤で抜けてた髪が生えてきたよ、と言うこと、家族みんなの名前を呼び大好きだよ、と言うこと
・親戚が集まって葬儀を行う場面に変わる
・母も出てきて、みんなで笑いながら話してる
・葬儀が終わった雰囲気になり、お供え物やお線香を持って隣の部屋に移動する事になる
・移動する際、父に移動先の部屋には入るなと言われ、母だけがそこの部屋に入っていく
・母の体は床まで入り、首から上だけが出てる状態になる
・最後に私が、『母ちゃん大好きだよ』と言うと、母も『母さんも大好きだよ』と返してくるので、『今母ちゃんの話全部聞こえたよ、伝わったよ』と言うとニコッと笑い、目を閉じる母
・最後に長男が、さよならーと言うと親戚みんなで笑っている場面で目が覚める
私は夢の中で終始泣いており、
目が覚めた後でも涙が止まりませんでした。
今でもその夢が気になり、悲しい気持ちがこみあげてきます。
ここで相談だったのですが、
母親は何か伝えたかったのでしょうか?
この世に未練があり成仏できてないのでしょうか?
もし、成仏できてないとするならば今の私に出来ることはあるのでしょうか?
長文失礼しました。誤字脱字等で読みづらい箇所もあると思いますが、皆様からのお返事をいただければ嬉しいです。よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
大切な一歩を踏みだすための合図だとおもいます
初めまして、お早う御座います。
私は30代初めに、妻を看取りました。当時、救えなかった事にもの凄く後悔と自分を追い込む様に責め続けました。父子家庭、重い障がいがある長男との生活やこれでもか・・と次々に嫌になる程の試練に耐え切れない事もありました。
人は亡くなってしまったらそれで終わりではありません。亡くなった方の霊魂は、生前愛した人の心にすっと入って共に過ごします。そして、”命の時間”を過ごし共感をして思い切り泣いて・・もう大丈夫とお互いがそう思った時に、それぞれの新たなストーリーを歩み出す事・・・それが四十九日だと思っております。
悲しい時、辛い時は絶えずに思い切り泣いて、大切だった人を想い感じて過ごす事が”命の時間”だと感じました。
きっと、お母さまは愛した大切な”証”であるあなたに想いを伝えたかったのだと思います。私の場合は弱いので夢などに妻は現れてくれませんでした。後を追ってしまうから・・そうだと思っています。
大切な”命の時間”を過ごし、あなたはあなたの人生と言う冒険旅行を新たに築き歩み出す大切な一歩を、お母さまはその一歩を踏み出す為に”ありがとう”と言って笑顔で過ごしてね・・そう言っていると思います。ご供養とは、無理なく継続する事であり、立派にお金を掛ける事でもありません。大切なのは”心”なのです。純粋な心は時空をも超えます。ご先祖様も、愛した人も、大切な人も純粋に祈ればスッと隣に現れて、その姿に微笑んで応えてくれます。
お仏壇は、この世とあの世と繋がる電話とも思っております。寂しくなったりした時、手を合わせれば大切な人も、愛した人も側に来てくれます。
この世に残された私たちが出来る事は、笑顔で日々を過ごす事です。悲しんだままの心を引きずりながら過ごす事を望んでいません。今は悲しくて、涙が流れる事がありますが、いつか時が来たら・・笑顔に帰って日々を過ごし、いつか私たちも彼岸に旅立ち新たなストーリーを歩み出します。その時、沢山作った心の想い出のアルバムを開いて、お母さまを抱きしめ教えて上げてください。私はそう、妻に伝える為に想い出をしっかり刻んで歩んでいます。
心からお母さまに・・
南無大師遍照金剛
合掌 礼拝
質問者からのお礼
永寛様
わざわざ回答頂きありがとうございます。
暖かいお言葉に救われました。
今はふとした時に泣いてしまったり、
気分が落ち込んでしまう時もありますが、
ゆっくり進んで行こうと思います。
今、この時を一生懸命生きて、母に心配かけないように、笑って暮らしていけるよう努力します。