霊能者の言葉
こんにちは、息子が自死で亡くなり先日一周忌が終わりました。
この一年間の私の心は、毎日が嵐の中に居る様な苦しい日々を過ごして来ました。
亡くなった息子の今を知りたくて何人かの霊能者さんに見て貰いました。
なぜ皆さん言う事が違うのか、信じる宗教で違うのか、不思議ですが、そのたびに心が揺れ動いて安心したり、心配して心が折れそうになって来ていました。
亡くなって日も浅い頃にネットで霊能者さんのHPで無料の鑑定を見つけて藁にもすがる思いでメッセージをしました。
その方から返信が無かったので忘れていたのですが1年近く経って急にメールが届き『遅くなりました、無料の鑑定だったので多くの方の鑑定を順番にしていたので今になりました。
息子さんは、あの世とこの世の間でどうして良いか分からずに眠っている様な感じです。光に包まれています。
ただ、行き場が分からず眠ったままです。
呼びかけると返事はあります。
良かったら個人鑑定を受けてみませんか?家族が救ってあげましょう』
等、丁寧な言葉でメッセージが届きました。
行き場が分からず眠ったままなんて言われると心配でたまりません。
菩提寺のお坊様から、阿弥陀様のお浄土に行かれていますよと言われて、漸く少しずつ、少しずつ信じる思いが湧いて来ていた時に、この様に言われ崖から突き落とされた様な思いです。
本当に息子は、眠り込んだままなのでしょうか?
救ってやるべきなのでしょうか?
私のとるべき道を教えて下さい。
宜しくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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自燈明法燈明
仏さまの御教えを信じて、
自ら強く生きていく、
という意味です。
愚僧はいまは真宗の坊主なので、
占いや呪いはしませんが、
もともとは神仏習合で、
いろいろやっておりました。
確かに、本物はいると思います。
しかしそういう方は、
相手の境涯を見抜き、
優先順位を付けて瞬時に、
御助言するのでは、
ないでしょうか?
あなたは母親として、
筆舌に尽くしがたい苦しみに、
遭われました。
藁をも掴む思いでご相談
されたのですよね?
優先順位、緊急度は
かなり高いと思いますよ。
順番??
確かに順番はあります。
しかし、急患の患者数さまが、
入れば、最優先で診ませんか?
愚僧なら、最優先で、
急患の患者さまを診ます。
一年後?
何を今更じゃないですか。
やっと気持ちが落ち着いて、
極楽浄土への御往生が、
信じられそうな時に、
不安に陥れてるような話をして、
次に有料鑑定ですか?
愚僧なら疑念を抱きます。
応病与薬
抜苦与楽
病に応じて薬を与え、
苦しみを除いて、
楽しみを与える。
愚僧は全く信用しません。
迷っているのなら、
解決策を提示すべきです。
あなたさまの真剣な祈り、
御子息さまに対する、
一途な想いは、
神仏にもお見通しです。
お阿弥陀さまの御誓願、
絶対に救うぞ!
極楽浄土に連れていくぞ!
との大慈悲に
御子息さまは救われて、
極楽浄土に在します。
ご心配無用!
阿弥陀さまのお救いは、
この娑婆世界で生き辛く、
思い悩んだ、
御子息さまにこそ、
必要なんです。
ですから、
必ず救われるんですよ。
信じましょう!
阿弥陀さまの救いを
南無阿弥陀仏
いのちはふるさとに帰る
はじめまして。
霊能者の方々にご相談されたとの事で余計に迷われておられるご様子。
確かに亡くなっ方が、行き場がわからないと言われれば動揺します。
でもわたし思うのです。行き場がわからないのは誰なのかと。亡くなったが迷って大変だとおっしゃる。
しかし迷っているのは私達でしょう。帰る場所がわからないのは私達です。
いのちは役目を終えるといのちの故郷に帰ります。
その帰ると云う言葉の深さを訪ねたいものです。
『ひとは何処から来て何処へ行くのか』とは、フランスの画家ゴーギャンの言葉です。
息子さんの死を通じてこの身に宿っている使命を聞く生活を送って下さい。
あなたにしか出来ない一生の仕事です。
質問者からのお礼
桃川英明様
メッセージありがとうございます
そうですね迷っているのは自分ですね
分かってはいるのですが不安と心配のループから抜け出すのが難しくて苦しんでいます
自分の寿命が尽きて彼方に旅立った時、息子に巡り会えた時に漸く解放されるのでしょう
その日が来るまで1日をやり過ごし耐える人生を送るしか方法は無いのでしょうね
頑張ります
花山雲吉様
コメントありがとうございます
花山様のコメント心に響き納得できました
本物の霊能者の方ならば、苦しんでいる私の姿も見えていたはずですよね
相談内容を聞いた後に息子の事を、アレコレと言うことはある意味でコールドリーディングですよね
冷静に受け止めなければならないのに、何せ見えない世界、ましては大切な息子の事を言われて心がザワザワして不安で心配で落込みました
花山様のコメントを何度も読み返している時にTVから息子の好きだった音楽が流れてきました
息子が『僕は大丈夫だから』って言ってくれている様でした
改めて『心を穏やかに息子を思って過ごして行く』という事を思い出させて頂きました
息子に逢えるその日まで、少しずつでも前に進める様に頑張ります