寄り添って不幸に
本来は然るべき機関に相談・受診をすべきなのですが、ご意見をいただきたく。
夫婦で不妊治療を行っています。その結果、2回の流産を経験しました。治療と流産のつらさは当事者にしか分からず、妻が妊娠・出産に執着しています。
今は、知人の妊娠・出産のお知らせにひどく憤り・落胆します。妊婦や子供に敵対心が激しいです。自分をひどく責め、他人の意見や励ましは疎ましく思い、聞く耳を持ちません。楽しむ事を拒否します。家族・友人に相談することもありません。SNSの他人の幸せを妬み、裏返して自分を貶めます。
最近、妻が受け入れてくれることは、寄り添うことだけです。前々から自殺願望(もしくは離婚をしてほしい)がありました。以前は否定していました。今は、それに寄り添った形で、一緒に死ぬことを約束しました。
僕は、死ぬ事は選択肢の一つとして捉えています。けどそれは、いつでも選ぶ事が出来るので、また、いつかは必ず選ぶぶので、今は別の選択肢を選べるように誘導したいのですが。
生兵法はなんとやら、かも知れませんがはすのはのQ&Aを読んでいました。
妻に執着から離れてもらいたいです。
不妊治療は家族を増やすためなのに、辛くて家族を失うなんて馬鹿な話。
よろしくおねがいします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
大切な心を奪われたり、惑わされずに、あなたらしく。
初めまして、今日は。
心からの叫びを拝見致しました。人間とは、欲や願望、我、煩悩などに大切な心を奪われたり、惑わされがちです。
あの人や、あの家族は羨ましい・・と言う比べたり、仕合せそうな家族を見て嫉妬をするよりも、今目の前にあるものを大切にして、過去でもない、未来でもない、二度とないこの瞬間という今をあなたや奥様らしく過ごして見ませんか?
きっと、まだそのチャンスが訪れていないのです。思考を変えて見てください。
夫婦とは、お互いが理解をして支えあって、協力をしあって、見返りのない愛情を注ぎ続けることだと思います。結果を急ぐから、脱線をしてしまったりするのです。心、落ち着いて一つずつ問題をクリアしていってみてください。
人の幸せを恨んだりしていては、チャンスを自ら逃しているのと一緒です。もし、なたが生まれ変わるチャンスを待つ子供だったら・・嫉妬をしていたり暗い顔や心のパパ・ママを選択しますか?
人の幸せを心から祝福をして、笑顔で穏やかなご夫婦になってみてください。きっと・・このご夫婦の元だったら、私も仕合せになれる!と、生まれてくるチャンスを待つ彼岸にいる子が、あなたや奥様の元を選んでくれるのです。
人生という冒険旅行は、リスタートが出来ます。そして運命も人生も自分自身もいくらでも変えられます。
執着する心を開放して上げてください。休日にご夫婦で、ランチをしたり・・映画を見たり、二人の時間も大切に過ごして見ませんか?ご夫婦で笑顔で穏やかになればきっと、このパパとママだったら!とチャンスが必ず来ます。
様々なものがあふれ、進化している現代です。目に見えるものは信じられますが、目には見えない法則などもあるのです。イメージも大切です。赤ちゃんを抱っこして夫婦で笑顔でいる姿などを想像してみたりするものいいのです。
結果をすぐに求めず、枠にはまらずに、心を奪われずに。夢や希望は捨てない限り逃げては行きません。
笑顔を忘れず、心をとがらせずに。あなたや奥様それぞれの良さがあります。その良さを活かして、優しいご夫婦で。あなたや奥様の人生という冒険旅行を仕合せに歩めますように。心からお祈り致しております。
合掌
質問者からのお礼
永寛様
ご多忙中、ありがとうございます。お礼が遅くなりすみませんでした。
家族で前を向いて頑張って行きたいと思います。妊活は何をしても超えられない壁があります。壁を見ずに他の方向に向かうことも大切だと改めて感じました。
悩みを文章にして、気づいた事があります。毎日何十回も「死にたい」と言う妻の言葉に寄り添って、一緒に自死を願う事は、寄り添っているのではなく、考える事をやめただけでした。他にも励ましたり、慰めたり、するべき事があったのに、全てを放棄して、妻に体良く責任転嫁していました。
お答えと違うかもしれませんが、相談できて感謝しています。
ありがとうございました。