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水子さんは怒りませんか?

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娘が一人と、その後に産んであげられなかった水子さんがいる者です。

娘と同じように水子にしてしまった子も、ハスノハで回答を頂いた通りずっと大切に思っています。

今ではありませんが、娘に兄弟を作ってあげたいと主人が言います…。私も本当はそう思っていますが、あの時産んであげられなかった赤ちゃんが、どう思うのかが心配です…。

どの子も大切な我が子には変わりありませんが、水子が可哀想で…。赤ちゃんは新しい兄弟ができたら、悲しい、辛い、なぜ?などと、苦しんでしまうでしょうか?

水子に悲しい思いはさせたくありません。娘と水子さんだけを愛していく方が良いでしょうか?

都合の良い話で、本当に申し訳ありません。水子さんは新しい兄弟をどう思うのでしょうか…。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

それは本当は誰の思いか?

ご相談拝読しました。ずっと産んであげられなかった赤ちゃんのことでお悩みですね。
産めることなら産んであげたかったという思いと、そうはできなかった罪悪感は誠に切なるものがあると思います。

以前のご相談で「一生背負っていきます」とおっしゃられておりましたが、まさにその通りであり、あなたのお悩みの解決というのは、このことを考えずに済むようになるとか、心のモヤモヤがなくなってスッキリするとかそういうことでなく、どこまでもあなた自身の問いとして、そして課題として引き受けていく勇気をもつことなのでしょう。

さて、こういうことをしたら「水子さんは怒りませんか?」とか「悲しい、辛い、なぜ?などと、苦しんでしまう」とか、それは誰の思いでしょうか?それが赤ちゃん自身の思いでしょうか?

そうではありませんね。それはお母さんである、いや、お母さんになりたかったあなたの思いです。

厳しい事を言えば、あなたの思いを赤ちゃんの思いとして押し付けてしまってはいませんか?罪悪感からの不安やとまどいを赤ちゃんのせいにしてしまってはいませんか?

もしも新しい兄弟に恵まれてもそれが産んであげられなかった赤ちゃんの生まれ変わりであるとか、それで産んであげられなかったことをなかったことの様にできるとかそういうことはありません。

その赤ちゃんの存在は、命は他の誰にも代わりのきかない唯一無二のものです。誕生の縁がととのったからには、生まれたいと願わない命、生きたいと願わない命はないでしょう。

これはそうできなかったあなたを責めるのではありません。社会生活を営む人間にはどうしても産めないような事情だってあるでしょう。そしてその時あなたはそうせざるを得ないような縁の中におられたのでしょう。

でもそうした人間としての思い計らい以前に、その命はどう願っていたのか。

このことをその赤ちゃんからの問いとして、課題として生きていくのがあなたにかけられた願いです。

わからないはずの赤ちゃんの思いと、罪悪感からの自分の思いとをしっかり見極めましょう。
わからないものをわかったことにして悩むのでなく、わからないものはわからないままに、そしてだからこそ、そこから問われる課題があることをしっかりと真正面から受け止めて。

もしも御兄弟にめぐまれるならそれも素敵なご縁だと思います。どのご縁も大切にしていきましょう。

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個別相談可能
はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

あなたの元に生まれ変わってくるチャンスがあります。

今日は。

水子様はあなたの想いをしっかりと受け取っています。もう、しがらみや苦しみから解き放たれ新たな進む道を歩んでいます。そして、あなたが純粋に祈った時に側に現れて祈る姿に微笑んで応えてくれています。強く願っていれば、その時にあなたの元に新たな命として訪れてくれます。

あなたの事や、ご家族の事を仕合せに過ごして欲しい事を水子様は何よりも祈ってくれています。思考を変え、視野を広げて見てください。あなたの願いと祈りは届いています。その時のタイミングとチャンスを逃さないように、心を穏やかに起きていない出来事をふと考えて不安や心配になるよりも、水子様も望んでいる笑顔で過ごしてお過ごしになってください。

水子様は新たな生を受ける為に、彼岸で仏さまの御心の中で心と身体の傷を癒されて暖かな世界で次に生まれてくる時の為に過ごされています。

あなたも心と身体の傷が癒されて、その時が訪れても良い・・そう、思った時には躊躇せずに有り難くそのチャンスとタイミングを逃さないようにしっかりと受け取って大切に育んで行って頂きたいです。純粋に願っていれば、必ずそのタイミングもチャンスを受け取れます。そして、純粋に祈り続ければ水子様もキャッチしてあなたの元に迷うことなく生を受けることが出来ます。

今は、しっかりと心と身体を取り戻してその時のタイミングとチャンスを受け取る為に歩む大切な時です。焦らないで、過去でもない未来でもない、この瞬間をあなたらしくご家族で笑顔で暖かな家庭を旦那さまと気づき守ってください。

必ず、あなたの願いと想いは届きます。

あなたらしく人生と言う冒険旅行を仕合せにご家族とご一緒に歩めます様に、お祈り致しております。

合掌

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おきもち

皆様、初めまして。ストレスの多い現代・・お寺とはご葬儀や法事のみではなく、悩みを相談し気軽に参拝出来る”心のよりどころ”であって欲しい・・・その願いを叶えさせて頂きました。仏縁を頂き真言宗の小さな手作りのお寺を開山させて頂き4ヶ月が過ぎました。妻を脳腫瘍で看取り、東日本大震災で彼女を失い、父を心筋梗塞で看取り、障がいのある長男と健常児の次男を育てる父子家庭の父、押し寄せるこれでもか!と来る障害。・・どうにかなるさ!と思考を変え、今日に至っております。一切衆生をお救いする事、それは経験させて頂いた出来事があるからこそ、その痛みがわかるからできるのことです。迷わず、負けずぶれず道一筋に、あなたの希望ある光輝く人生を楽しめますように。濃霧も時がたてば天晴の如く見通しが良くなるように人生の羅針盤となり皆様に寄り添い、慈悲の回向の光を届けさせて頂きます。 開かれたお寺と志を忘れないよう挑み続けます。合掌 礼拝

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