物を捨てるのに時間がかかります
こんにちは いつもありがとうございます。
皆さまお元気でしょうか。
コロナで気持ちも沈みがち、また世の中も殺伐とした雰囲気になり気分転換にハンカチやらポーチなどを新しくしようと思ったのですが、
プレゼントで頂いたものだから捨てられなくて
使用して古くなった物を何年も箱に保管して、あげく保管していた事を忘れてしまいます。
それに加えて私のタチの悪い「物を変えたら運気が悪くなるのでは?」「以前にこの色の物を使った時に嫌なことがあったから同じ色が使えない、怖い」という癖が出てしまいます。
風水では古い物を捨てないと運気が悪くなると言いますが、気に入っている物や愛着のある物は何十年も使っています。
風水に惑わされてしまうのも悪いのですが、自分にとって必要か不必要な物の判断基準や持ち物に対して責任転嫁(それを使用していて嫌な事があったなど)をやめる方法や
頂き物を捨てる際の心構えなど教えて頂けないでしょうか。
40歳にもなって子供じみた相談ですみません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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感情を込めるか込めないか。
こんばんは。「物を片付けてすっきりしましょう」的な話では、「感情を交えずに、ルールを決めて即決し即行動しましょう」というようなことが言われるようです(もう何かお読みになりましたか?)。物に乗っているストーリーに思いが至ると、何でも捨てにくいですよね。
私も、パソコンの買い替えをするのでさえ、「この高性能が欲しい!」という思いと「ああ、〇年前にあの店で買ったんだよね」という思い出が引っ張りっこし、「買ったのに箱から出さない期間が2か月」とかいうことがあります。
ですので、すでに聞いた話とは思いますが「すべてに共通のルールを決めて、冷酷に判断し捨てる(あるいは押し入れに入れ、一定期間使わなかったら捨てる)」というのが一つの方法です。これは「心情無視法」とでも言いましょうか。
けれど、あなたにはそれ、難しいのでしょうね。であれば「ちゃんとカタをつけてお別れ」が良いでしょう。
冷静に考えればたぶん不要と判断するものを、それでもストーリーがあると取っておきたくなる。ひっくり返しも裏もなく、この葛藤だけがあるのでしょうね。
であればね、捨てる時に「ありがとう。」と声に出してお別れするのをお勧めします。こういった言葉は、「言った人に効果がある」ものです。そりゃ心苦しく辛い思いが全くなくなるという訳ではないでしょう。けれど必ず軽減します。「心苦しさをゼロにする」方法を、私は知りません。
あと、私見ですが「あの品物をどうしよう、どうしよう…」とウロウロ考え続けることこそ邪魔だと思います。「運が悪くなる」としたら、「ウロウロ考えてばかりで現実を見ていないことによる」と思いますね。
私も、多分あまり合理的な判断をしないタイプだと思います。だって、今でも覚えていますよ、大学時代に必死になって作ったノートを、自分の部屋を明け渡すときに捨てたこと。大事に乗ってきた自転車を乗り換えた時のこと、妻にプレゼントされた服がボロボロに傷んで捨てたときのこと。そういう「流しきれない思い」というのが、人生の中に時々あっても、良いのではないでしょうか?
むしろ「捨てずに、ただ場所取りになって恨めしく思われる」よりもね。
質問者からのお礼
おはようございます。
アドバイスありがとうございました。
処分する物に「ありがとう」の一声を掛けるようにします。
現実をしっかり見て、これから過ごしていこうと思います。
これから暑くなっていきます、お体ご自愛ください。