試験を受ける時の気持ちのコントロール方法
お世話になります。
近く、資格試験を受けます。
今までで一番勉強してかなり合格に近づいていると思います。
ですが、試験日が近づくにつれ、不安な気持ちが出てきては振り払う
モグラたたきのような状態です。
そこで様々な修行やご経験をお持ちのお坊様方にこういった場合の
心の持ち方、心構えなどを教えていただけないでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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同じことを1,000回する
せんさん、はじめまして。質問を拝読しました。
せんさんは近日に資格試験を受験されるのですね。今までに一番勉強して合格に近づいている気がするけれども、不安な気持ちが出てきては振り払う毎日なのですね。
お坊さんの修行は毎日のように同じことを1日3回繰り返します。当然のことながら飽きてきます。そのときに言われるのが「1000回やれ」です。
「これと決めたことを1,000回やれば分かる」と意味の分からないことを言われ続けます。渋々やっていると気がつくときがあります。「面倒だ」「飽きた」と言っているうちは雑念と煩悩でドロドロしているうちは修行ではない。雑念も煩悩も消え去ったときに無心の境地になることができる。そこまで行き着くために1000回のくり返しが必要なのだと気がつくのです。
せんさんはまだ不安がモグラのように顔を出すのですね。過去問を解くなどこれと決めたことを試験日までなるべくたくさんやってください。そうすれば、一回ごとに不安は薄らいでいきます。
私も、とある国家試験を受けました。過去問を解きまくり、問題を見ただけで答えが分かるようになりました。選択肢の引っかけも見抜けるようになりました。
試験日当日は早起きして暇だったので時間つぶしにテトリスをしていました。こんな話をすると友人に怒られたことを思い出します。
不安の解消には同じことを繰り返すことが有効ですよ。
せんさんによい知らせがあるよう祈念しております。
質問者からのお礼
中村様
早速のご回答ありがとうございます。
「1000回やれ」は、余計な事は考えずにとにかくやれという事ですね。
身に沁みます、合格への道はそれしかありませんものね。
頑張ります!ありがとうございました。
中村様
お世話になっております。
先日、試験が実施され無事に一次試験に合格することができました。
言われたようにわき目も降らず過去問を解いて気づいたら試験直前期は
一日13時間勉強していました。
二次試験もあるのでこのまま「1000回やれ」の気持ちでがんばります。
本当にありがとうございました。