資格の選択で悩んでいます。回答受付中
将来の選択で悩んでいます。私は障害者雇用のパートで働いてるのですが経済的に安定したいので資格を取得することにしました。以前から弁護士に憧れていたので司法試験予備試験に挑戦しようと思い教材を買って勉強していたのですが、先日、民法の勉強した範囲の論文試験の過去問を初めて読んでみたら全くわからず心が折れてしまいました。また論文を克服したくて予備校に行きたくてもお金もないので合格出来るはずないと心が折れて最近勉強が嫌になり勉強から離れてしまいました。最近、弁護士以外にも司法書士という資格もある事を知り、その仕事もやりがいがありそうだなと思い興味を持ってるのですが、家族や周りの人に弁護士になると公言して家族に喜ばれ、周りにも弁護士目指すらしいと噂になってるので心が折れてやっぱり手が届きそうな司法書士を目指すと言ったら周囲の人から小馬鹿にされたり家族からも最初から司法試験予備試験に挑戦しろと怒られるたらどうしようと思い悩んでいます。でも法律に関して初学者ということと予備校に通うお金もないので司法試験予備試験はハードルが高すぎて毎日プレッシャーに晒され、せっかく不眠から回復してたのに最近また眠れなくなり精神的ストレスから痩せてしまいました。勉強しようとしても難関過ぎて恐怖心にかられ、プレッシャーで辛くモチベーションも続きません。司法書士も難関ですが予備試験よりはまだ頑張ったら手が届きそうな気がするのでそっちから勉強したほうがモチベーションが続きそうな気がします。でも、せっかく予備試験に挑戦しようと思って、家族や周りに公言して応援して貰えたのにも関わらず難しくて挫折したことが恥ずかしいです。
やっぱり、ハードル高くても最初に挑戦すると決めたのだから予備試験から挑戦するべきなのではと葛藤してるのですがどう思いますか?後から挑戦しなかったことを後悔しそうな気持もあり葛藤しています。
また司法書士を取得してからコツコツと勉強を続けてお金を貯めて改めて大学院にいったり予備校に行ったりして改めて挑戦するのもありかなと思ったのですがその場合は司法書士の資格取得も時間かかると思うので遅くて40代くらいからの挑戦になる可能性もあり記憶力の低下やその年齢から弁護士の資格をとっても就職先ないのではと悩んでるのですがどう思いますか?
アドバイスお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
とても誠実に、そして切実に悩みを打ち明けてくださってありがとうございます。
あなたがいま感じている「プレッシャー」「期待への責任感」「後悔への恐れ」、そして「現実的な困難」そのどれもが、あなたが本気で人生を変えようとしている証だと伝わってきました。その勇気と努力に、心から敬意を表します。
民法の論文問題を初めて読んで、まったく分からなかった。予備校に通う余裕がなく、孤独に教材に向き合ううちに、だんだんと気持ちが折れてしまった、それは「あなたに能力がないから」ではありません。「頑張りたい」「どうにかしたい」と強く思っているからこそ、壁の高さがリアルに見えすぎて、心が圧迫されてしまっているのだと思います。
人は、遠くを見すぎてしまうと、その距離の果てしなさに愕然として、歩みを止めてしまうことがあります。だからこそ、「いま、歩きやすい道」を一歩ずつ進むことが大切だと思います。
司法試験はたしかに日本屈指の難関で、特に論文は独学では極めて困難です。一方で司法書士も、十分すぎるほど難しい資格ですし、独立・安定・やりがい、どれをとっても誇れる仕事です。周囲の目を気にされるお気持ちもわかります。でも、あなたの人生は、あなた自身のもの。「挑戦しない自分は恥ずかしい」ではなく、今の自分の現実を踏まえて最善の道を選ぶことこそ、成熟した判断だと私は思います。
司法書士を取得してから、経験や資金を積み、40代で改めて司法試験に挑むという道。たしかに時間はかかるかもしれません。でも、それは「遠回り」ではなく、「地に足のついた王道」です。
40代での挑戦は決して遅くありません。実際、40代・50代で合格されて弁護士になった方もいらっしゃいます。そして、司法書士としての実務経験や知識は、将来必ず法曹としての強みになります。就職に関しても、法律実務経験者は評価されやすく、ゼロから始めるよりもずっと有利です。
最後に、私はあなたにこう申し上げたい。「あなたは、あきらめていない。あなたは、“自分のペースで、夢を育てる道”を、今まさに選び取ろうとしている。」それは、逃げではなく“前に進もうという勇気”だと思います。
あなたが歩こうとしているその道は、あなたにしか歩けない、大切な人生です。どんな道を選んでも、あなたの選択は立派です。
あなたの選択が最善なものになる事を願っています。
司法書士も難関
司法書士の事務所スタッフとして働いている人でも、司法書士試験になかなか合格できない場合があります。
ですから、司法書士も充分に難関なので馬鹿にされたりしないと思います。
私は仕事上、司法書士さんともやりとりがあります。
少なくとも私の周囲では、司法書士も「先生」と呼ばれる職業です。
弁護士の仕事はより複雑で高度なコミュニケーション能力が要求されるでしょう。
司法書士ももちろんコミュニケーション能力が必要ですが、弁護士ほど仕事内容が多岐にはわたっていないので、職業としてはやりやすい可能性がありますね。
司法書士も弁護士も40代でも就職はあるかも知れませんが、実践的な能力が求められるでしょうから資格だけ持っていれば食べていけるという簡単な世界ではないと思います。
可能ならば、司法書士事務所等で事務員のバイト等をやらせてもらって現場の雰囲気を確かめてみるのが良いと思います。
素晴らしい志ですね。一歩一歩進んでみましょう。
吉田俊英と申します。私は、一応、大学の法学部を卒業してます。素晴らしい志だと思います。但し、しょっぱなから司法試験予備試験の模試に挑戦するのは、かなりの冒険だと思いました。
正直、民法一つとっても、一つ一つの条文の意味を理解するにも結構時間がかかります。六法全書を読みなれるには、相応の時間が必要です。失礼ながら、現時点での基礎力は不十分なように思います。大学の法学部か司法試験の予備校に入って、勉強に専念する時間を確保して、数年間頑張れば、力は着くと思います。現在のお仕事を続けながら、司法試験を目指すのはかなり厳しい挑戦だと思います。司法書士試験の方が難易度は低いと言えます。まずは司法書士の試験を目指す方が現実的です。(更に言えば、試験科目数的には行政書士や宅地建物取引主任の方が早期に資格取得が可能だと思います。)
既に他の方々の回答にもありますよう、司法書士の資格もかなり難関であり、求められる水準も高度になってきてます。道は厳しいと思います。どうぞ立てた目標に向かって、しっかり歩まれます事を念じております。
尚、かって法学部生だった私もそうでしたが、普通の大学生ですと法律の条文を読んでも実社会で其の条文がどのように機能しているか実感できません。実社会にて働きながら法律を勉強することは、時間的にも体力的にもたいへんだと思います。しかし、働きながら法律を学ぶとことで、法律をより深く理解できると思いますし、実際の仕事や生活にも役立つと思います。私は法学部卒業後公務員をしていた時期がありましたが、拙い経験ながら公務員としての業務を通して民法への理解は深まりました。
私の寺では現在年一回ですが、檀家さん向けに「終活講座」を開催しており、昨年は司法書士の先生を講師に呼び、一昨年は弁護士さんを講師に呼びました。講座の講師をお願いするに当たって、前もって打合せを行いました。その際、司法書士さんも弁護士さんも実務ではあまり個々の法律の条文を振りかざすことはないそうです。一つ一つの事案に対して法律に則って対応することは当然ですが、むしろ「依頼者と其の相手側をどう調整し、双方をどのように納得させるかと言う点が重要である。」と語っていました。つまり、調整力と交渉力が大事なのだそうです。試験合格後を見据えて、そういう力も身に着けていきましょう。頑張ってください。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。40代50代からの司法試験への挑戦も遅くなく
40代50代から弁護士になった方が居ることや実務経験を積んだ方が就職に有利になることを聞いて安心致しました。司法書士を目指すことは司法試験という難しい道から逃げるのではなく地に足をついた決断なんだと思うと迷うことなく目標に頑張れそうです。ありがとうございました。