不倫、気持ちがぐちゃぐちゃです
初めまして、こんにちは。
20代未婚の私と、30代既婚子ども3人の彼。
職場が同じで、私の恋愛相談にのっていてくれた事から関係が縮まり、不倫が始まりました。
少しずつお互い本気になってしまった頃、彼の携帯を見た奥様に関係がばれてしまいました。
3人で話し合った結果、奥様は子供のために離婚できない、彼と私は一緒になりたい、という結果でした。
私は慰謝料を請求され、分割で支払いを続けています。職場にも奥様から話がいき、私は離職、彼はそのまま働いています。
職場で上司2人と私と彼で話をした時も、彼は私のことが好きだから離婚して一緒になるつもりだと、話をしてくれました。
ただ、家庭での話は進まないまま、一年が過ぎました。どんな時も必ず家に帰ってく彼を見るのが辛く、時には酷い言葉をかけることもありました。必ず離婚するから待ってて、その言葉だけを信じて、日々を過ごしていました。
そんな中、コロナで彼の出勤が減り、家庭での時間が増えていきました。
そして彼から、家庭での時間が増えて子供のことが可愛くなってしまった、別れてほしい、と言われました。
子供のこととは他に、私からの、いつになったら話が進むの?という催促に疲れ、奥様に話をしても離婚できないの一点張り、心が疲れてしまったことも原因にあったようです。
私は今まで寂しい日も辛い日も彼と2人で過ごせる日を夢に見て耐えてきたつもりでした。
孤独で不安で眠れない日が続きました、それでも頑張って過ごしてきたつもりです。
彼の、疲れた、子供が可愛くなった。
その言葉ではとても納得できませんでした。
私は今でも彼が大好きです。
執着や嫉妬ももちろんありますが大好きです。
大好きな気持ちと、彼を許せない気持ちが混じって、心がぐちゃぐちゃです。
毎日勝手に涙が出ます。
奥様はもっともっと傷ついているのはわかっています、でも彼が許せません。
私は気持ちをどこに落ち着けたら良いのでしょうか、彼が好きなのに、彼の幸せを願ってあげられない自分のことが嫌になります、きっとそれは彼の幸せに私がいないという嫉妬だというのもわかっています。
人を傷つけた私に、傷つく権利がないことも、私以上に傷ついた人がいることも承知です。
ただ私はこの現実に日々押し殺されてしまいそうです。身体も気持ちも限界です。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたを追い込んでいるもの
こんにちは、初めまして。
「人を傷つけた私に、傷つく権利がないことも、私以上に傷ついた人がいることも承知です」と言われています。「恋愛相談」の末という経緯こそあれ、あなたも不倫相手もとても身勝手な事をされたようです。その結果を、今はただ甘受しなければなりません。その現実をあなたは「承知です」と言われていますが、そうでしょうか。
「人を傷つけた」と言われています。
しかし、これ以上に不倫相手の心変わりを期待するということは、相手の家族を再び傷つけることを期している、ということとイコールです。それをあなたは望んでいるのですか。
「私はこの現実に日々押し殺されてしまいそう」と、ご自身の胸中を述べられています。「押し殺され」るとは、一体、何に「押し殺され」るのでしょうか。
これは、あなただけではなく、私自身の教訓のためにも一つの例をあげます。
1976年に、静岡県沼津市のある酒場で火災があったとのこと。その後の現場検証で、酒場から外に出るための非常口付近で、15人の人が重なって亡くなっておられたそうです。状況から察するに、その人達は必死になって非常口のドアを外に向かって押し続けたようでした。しかし、ドアは内開きだったのです。人間、冷静さを失っていると押して駄目なら違う方法がある、というごく単純な判断が働かなくなってしまう、ということです。
煩悩とは、身を煩わし、心を悩ますものと書きます。
それは、何故煩わされ、悩むのかといえば、自分の思い通りにしようとするからです。人の数だけ煩悩があります。自分の思い通りにしようとする心が星の数ほどあります。あなたは、その数ある星の一つ、です。
あなたを「押し殺」そうとしているのは、あなた自身の煩悩なのではないですか。押して駄目な扉を煩悩そのままに押し続けるから、苦しいのではないですか。
押すのを止めましょう。
開ける方法を考えること自体止めましょう。
その扉だけですか。
違う扉を引いてみませんか。
ご参考まで。