コロナ新時代の人とのつながり
私の勤める会社がリモートワークへシフトすることになりました。
リモートワークで業務が可能、単身赴任の必要がなくなるなどの働きやすさから、コロナ収束後もリモートワークを継続するようです。
35歳独身
・頻繁に会う友人や彼氏はいない
・気楽に飲みに行くような仕事仲間もいない
現状、コミュニティが会社しかない私にとって、
誰にも会わないリモートワークは辛いと感じていた矢先の会社の指針決定に、これからの生き方への不安が止まりません。
リモートワークを始めてから、社内のやり取りはメールだけ。
月1回、課長と電話面談(声のみ)は行いますが、TV会議も電話もなく、もう3カ月会社の誰の顔も見ていません。
これまで、人間関係は煩わしい、1人は気楽だと思って逃げていたけど、いざ1人になると、社内で交わした雑談の重要さ、誰かとリアルに接したい、オンラインでも繋がれる、分かり合える仲間が欲しい、1人は寂しいと思う日々です。
社内で仲間を作れている人達は、気楽に電話で質問したり、チャットで雑談をする、リモート飲み会をするなどしているようですし、
プライベートが充実している人達は、このような働き方になっても、寂しさを感じないのかもしれません。
会社に会いたい人もいないし、リモートワークは良いことしかない、と言う人もいますが、
私は、たまには誰かの顔を見て雑談くらいはしたいし、プロジェクトの進行等はメールよりTV会議、できればリアルに顔を合わせて表情を見ながら進めたいとも思います。
以前課長へ「3カ月誰の顔も見ないと孤立感・コミュニケーション不足を感じる。週1回、僅かな時間でもTV会議で朝礼を実施してはどうか。」と提案したのですが、「リモートワークについてはこのまま継続したいという声が多い。また自由な格好で働けることがメリットだから顔や自宅を写すTV会議の賛同を得るのは難しいだろう」とのことでした。
孤独や働きにくさを感じているのは自分だけなのかと思うと、さらに孤独を感じます。
今まで自分が他人や人との関係を大切にしてこなかったことを、後悔していますが、
すぐに仲間が作れるはずもなく、
これからも続く働き方に、不安しかありません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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新しい人間関係のチャンスかも
こんにちは、初めまして。
確かにこのコロナの影響で、「リモート」は一気に進みましたね。
当方でも、オンラインの仏参を始めるなど環境に変化があり、一昔前では考えられないことだと驚いております。
「これまで、人間関係は煩わしい、1人は気楽だと思って逃げていたけど、いざ1人になると」とのこと。確かに人間と人間は複雑なもので、時々リセットしたいというお気持は無理のないところです。
しかし、現在は「誰かとリアルに接したい、オンラインでも繋がれる、分かり合える仲間が欲しい、1人は寂しいと思う」ようですね。濃密になると重荷になるし、簡素になると寂しくなる、人間は相矛盾した存在で、私もこれは同様です。
以上の事を理解した上で、私の思うところを書きます。
ご自身でもお気づきかもしれませんが、仕事場でリモートが基本方針となった今、これ以上リアルで親密な関係を求めるのは難しいと思います。ご自身で「TV会議」などの提案をされていますが、上司からは良い返事がなかったとのこと。
会社としては、コロナの感染予防、業務の遂行、円滑化が最重要であって、個々人のコミュニケーションは業務に支障がない限り優先順位が上がることはないでしょう。また、これまで直接親しい関係が会社内でなかったのならば、リモートで改めて築くというのも現実的に難しそうです。
私の卑近な例を上げると、私は4年前から趣味でサックスを始めましたが、今ではオンラインとオフラインでそれぞれ同好の士がいます。それぞれ全く違った人との関係です。
オンラインでレッスンを受け、オンラインで発表会をし、発表会後にオンライン打ち上げ。日本各地の普段知り合えない人と交流できます。一方、地元の吹奏楽団でもまた違う交流があります。あまり深い関係ではないですが、相応に親しい関係になっています。
視点を変えてみると、会社では築けなかった関係が今だからこそ築けるのかもしれません。会社という利害、上下関係のないところで、ただ趣向が同じと言うだけでいろいろな年齢層の男女と知り合える。始めたかったら始めればいいし、辞めたかったやめればいい。そんな気軽な付き合いに舵を切る今はチャンスなのかもしれません。
ご参考になれば