元彼が憎いです。
現在、私は結婚し子供も居るのですが、学生時代の恋愛を忘れたくても忘れられません。
私には昔、年下の彼氏がいました。
その彼とはトータル2年ほどお付き合いしていたのですが、その間に妊娠、中絶しています。
彼は妊娠が発覚した時、すぐ下ろすように言ってきました。しかし、子どもが出来たと知った時、嬉しい気持ちもあったと言うのにも関わらず、のちのち知ったのですが、その時から徐々に愛情は冷め始めていたようです。
結局中絶することになったのですが、産婦人科への診察、中絶当日など、付き添ってくれることは1度も無く、1人で頑張りました。(彼は学校があるからと断られましたが、私も当時学生だったので、私は学校を休み中絶しました。)費用は中絶代金のみ折半しました。
それから、メールの返信は遅くなったり、少なくなり、しまいには「距離を置きたい」とまで言われました。
その時、この悩みを相談したのが今の旦那さんなので、元彼とお別れしてからお付き合いがスタートしたのですが、そんな矢先に彼にも新しい彼女が出来ました。(別れて1週間後)
しばらく1人でいる。と言っていたのにも関わらず、すぐ新しい彼女と旅行へ出かけた写真をSNSに載せたり、楽しそうにしている姿を見て、とてもショックでしたし、過去に私と中絶した過去がありながら、楽しんでいる様子なことが許せません。
私も結婚していて、昔の恋愛を思い出すのも悪いかもしれませんが、中絶をきっかけに精神的に不安定になった私を支えてくれず、逆に距離を置かれ、しまいには「病院代あげるから精神科行ってきて欲しい」とまで言われました。
今でも彼を憎む気持ちがあり、辛いです。
許せる問題ではありませんが、どうすれば気を楽に出来るでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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めでたし、めでたし
こんにちは、初めまして。
おぼろげな記憶ですが、高校時代に読んだ古文の物語が脳裏に残っています。
都にある美しいと評判の女性がいました。
この女性に身分違いであるけれども恋をした男性がいて、二人はいつしか恋仲になります。このままでは結ばれない、と思った二人は都落ちして辺境に移り住み、とても苦しい生活を余儀なくされます。
長い年別が経った後、女性は都から持ってきた数少ない荷物の中で鏡を取り出しました。鏡を見る暇さえない日常を過ごしてきたことに気が付きます。すると、そこにはかつての容色は失われていました。別人のようになっていることに、自分でさえ驚いたのです。しかし、同時にこうも気が付きました。
かつての美貌を失っても共にいてくれる夫は、心から私のことを愛してくれているんだ、と。二人は貧しいながら、幸せに暮らしました、というお話です。
苦しい時にも、病める時にも自分を見放さない、愛してくれる相手に巡り合うことはとても幸せなことです。
あなたは、自分が中絶で苦しい時、心身のすぐれない時に支えてくれるご主人と出会われて今に至るのでしょう。素晴らしいご縁に恵まれたではありませんか。
仮にあのまま、かの「年下の彼氏」と結婚していたらどうなっていたと思いますか。妻たるあなたを、子供をほっぽらかして自分の好き勝手をして省みない人間なんだと、五年後、十年後に分かったとしたら。
あなたは、沈みゆく泥船から早々に脱出して、大船に今乗っている。
危機一髪でした。
よかった、よかった、めでたし、めでたしです。
質問者からのお礼
この度は回答してくださりありがとうございました。
回答を読んだ後、少し気持ちが楽になりました。
おっしゃる通り、このまま元彼と人生を共にしていたら、今の生活や幸せはなかったであろう。そして自分が一番大切で可愛いと思っていた元彼に、赤ちゃんは命を張って、彼のために犠牲にする私が離れるきっかけを作ってくれたのかな?と感じました。
今でも中絶してしまった命について、忘れることはありません。
次は、産んであげられる環境になっているので、戻って来てくれるなら、次は産んであげたいです。