自分勝手な苦しみを抱えています
5年付き合った人と別れ、経済力があり愛してくれる人を選びました。
元彼とはなんでも話し、いろいろなことを体験し、人生、生活、考え、趣味、理想についてを共有してきました。
しかし、長く一緒にいればいやなところも見えてくるし、元彼は当時無職だったこともあって結婚のことを真剣に考えられませんでした。
そんなとき今の彼に出会い、仕事の地位や安定した収入があり安心できる。そして、私を振り向かせようと必死になってアプローチしてくれる姿に少しずつ惹かれました。
彼は私よりも一回り年上で、周りからの期待の目や、わたしがここで彼を拒絶すれば彼は人生の希望がなくなるのでは、という思いで今の彼といることを選びました。
いろいろあって、今の彼を選んだことで元彼とは連絡が取れなくなりました。
いなくなってから、本当に今更ですが私の人生でいちばん大切なのは元彼との絆だったのだとはっきり感じてしまいました。かけがえのない日々でした。
今からこの気持ちを伝えたとして元彼がどう思うかは正直わかりませんが、私はこの気持ちを伝えたいのです。
今の彼は私が一緒にいてあげないとという気持ちだったけど、元彼は私が一緒にいたいと思って繋ぎとめたくて。
こんな気持ちのまま今後ずっと一緒にいる決断はできないと思い、今の彼にお別れを切り出しました。
彼はそんな気持ち今だけだとか、別れるなんて考えられないとすごく傷ついて。本当に彼には申し訳ない、私が一方的に彼を振り回し、裏切ってしまった。彼のことは大切で大好きで、一度は彼を支えて生きる覚悟をしたのに、それでも私は私の気持ちを優先して、求めれば得られるかもしれない不確定な幸せを願ってしまった。
彼を傷つけてしまったことへの罪悪感で胸が苦しいです。きっと彼もすごく苦しい思いをしていると思うと、本当に申し訳ない。
傷つかない別れなんてないとは分かっていますし、私の甘さ、私の自分勝手な行動のために彼を苦しめてしまっているのだから、私が苦しむのは仕方がない。
でも彼のことを思うと本当に申し訳なくて悲しいです。だからといって一緒にいてあげる選択をできない自分も情けない。私は私の気持ちを選んでしまった。
彼はまだ別れることに納得してくれてはいません。
この罪悪感を、彼の苦しみを少しでも軽くすることはできませんか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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ふるさとは
こんにちは、初めまして。
室生犀星の小景異情という詩をご紹介します。
ふるさとは 遠きにありて 思ふもの
そして悲しく うたふもの
よしやうらぶれて 異土の乞食と なるとても
帰るところに あるまじや
ひとり都の ゆふぐれに ふるさとおもひ 涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこに かへらばや
遠きみやこに かへらばや
詩意
ふるさとは、遠く離れてなつかしく思い出して悲しく歌うべきもので、たとえ異郷で乞食(かたい)に落ちぶれても帰って来るべき所ではない。
ふるさとを遠く離れた都会で、夕暮れには望郷の念に涙ぐむのが常だが、その思いを心に抱いてまた都会に帰って行こう。
元彼さんを「ふるさと」にする。
でもそこは帰っていく場所ではない。
遠く懐かしい思い出に留めておく。
そして今の現実、「都会」にいる今のパートナーを第二の故郷にして生きていく。
そんな選択肢もあるんじゃないかなー、と思います。
あなたの思い通りの答えではないのを承知でいいました。聞き流して頂いて結構です。
出典
http://www.kangin.or.jp/learning/text/poetry/s_D3_03.html
追記
返信ありがとうございました。
「後悔の少ない」選択ができてよかったですね。
また、相談して下さい。
これ以上彼を傷つけないために
ひなさんの仰る通り、傷つかない別れなんてないですよね。
私も昔、フラれた経験があります。ひどく傷つく別れ方でした。あの時は本当に悲しかったけれど、あの悲しみをバネにして今があったなと思うことがあります。
彼はきっとひなさんよりいい人にであえます。だから心配しないでも大丈夫です。「人間万事塞翁が馬」ということわざもあります。それでも心配だというのならば、思い上がりです。
自分の思いに従い、相手に示したのですから、ひなさんの思いは尊重したいです。なので、悪者になる覚悟で離れてはいかがですか?彼をこれ以上傷つけたくないのならば、それが本当のやさしさではないでしょうか。
昔を思い出して思いつくままに書きました。どうかご参考までに。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
あれから元彼と話をして、結局良い関係でいることはできませんでしたが前の別れ方よりはすっきりした気持ちになれました。
今の彼(こちらも元彼ですが)には、すべてお話してその上でまたデートをしてみようと受け入れてくれました。
みっともなく足掻いてしまいましたが、後悔の少ないほうへ進めてよかったです。
お二方ともありがとうございました。