他人の言葉を真に受けないためには
いつもありがとうございます。
最近は比較的穏やかに過ごせているのですが、以前から気にかけている事について知恵をお貸しくだされば幸いです。
私は、周囲の人から言われた事を真に受けすぎるきらいがあります。
例えば自分の事に関して言えば、オタクっぽい・出来が悪い・性格がキツイ……などという事を言われると「私ってそうなのかも?」と思い悩んでしまいます。
他人の事では、「○○さんってこんな人なんだよ」「××さんのこういう所が好きじゃないんだよね」などと言われてしまうと、「この人と○○さんは仲が良くないのかも…?」「この人の前で(××さんのような)行動は慎むべきかな?」などと余計な気を使って疲れてしまうんです。
自分でも、ひとつ何か言われてしまうとその事についてずっと悩んでしまう自覚はあり、またこれまでに複数の人から「あなたは真に受けすぎ、考えすぎ」と言われた事があるので、余程なのだと思います。
(すごく昔に、ハスノハのお坊さんにもそのように回答を頂いた事があります…苦笑)
他人にとってはちょっとした愚痴のつもりで話したであろう内容も、真剣に考え込んでしまいます。
誰かに何かを言われたとしても「ふーん、そうなんだ」「あなたはそう思うのね」というような柔軟さ・自分の軸の強さを手に入れたいのです。
また、気にしないように気にしないように…と思うようにしていると、余計気にしてしまうのも難点です…。
何か良い方法はございませんでしょうか?
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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レッテル効果
ご質問ありがとうございます。
ご一緒に考えさせていただきます。
「〇〇さんはこういう人だよね」なんて言われると、次に〇〇さんに会った時にそのことを思い出して、その事が気になって普通に話す事ができない。
こういう事って私もあります。
聞かなきゃよかったな、とか、本当にそうなのかも知れないとか、思うことはあります。
ですが、自分が感じて、自分がその人をどう思うかを大切に生きていきたいと思っています。なかなかうまく行かない時もあります。
もう一つは何が正しいかなんてわからないという事です。
自分から見て正しいことも反対から見れば大間違いなんてこともあります。
如来様ほどの智恵があればいいことと悪いことの判断もできますが、私にはできません。
誰かに何かを言われたことは真実ですが、言われたこと自体が本当のことではありません。
自分の心に従って生きていくそれしかありません。