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恋愛による気分の上下

回答数回答 1
有り難し有り難し 4

先日こちらで恋愛相談をさせて頂いたのですが、関連することでもう一つお聞きしたいことがあり、こちらを利用させていただきます。

先日は自信がなくてポジティブに恋をできないと相談をさせて頂いたのですが、ネガティブになってしまうのにはもう一つ理由があります。

私は人を好きになると、良くも悪くも心がその人でいっぱいなってしまい、本当に四六時中相手のことを考えてしまいます。
どんなことも、想いを寄せる相手に結びつけてしまって……
もっと色々なことに目を向けて(趣味など)、そっちにも気持ちを向ければいいというのは分かっているのですが、なかなかうまくいかず。

そして心の中の比重がだいぶ恋に偏ってしまうため、嬉しいことがあった時はいいのですが、辛いことがあった時に、とんでもなく絶望的な気分になってしまいます。
それこそ、勉学(学生です)や友人との関わりでさえ全く気が向かなくなってしまうほど……
生活に支障が出る寸前になってしまい、いつも辛くて怖い思いをします。

今回好きな人ができて、片想いをしていく上で、また自分が上記のようになってしまうことがとても怖いです。
何かいい思考の方法や、心の保ち方は無いでしょうか?
お返事を頂けるととても嬉しいです、よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

恋と愛は違うもの

ななこさん、はじめまして。

ななこさんは人を好きになると、良くも悪くも相手のことで心がいっぱいになり、生活に支障が出る一歩手前になるのですね。

恋と愛の違いは何でしょうか。

さださましの古い曲に「恋愛症候群」という歌がありました。その一節に「相手に求め続けていくことが恋、奪うのが恋、与え続けていくものが愛変わらぬ愛」とあります。

ななこさんは相手に求め続けているように思います。これは、恋です。
与え続けていくことが愛なのです。仏教的には布施にあたります。

ななこさんは、見返りを求めず与え続けていくことができるようご精進ください。

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有り難し
おきもち

徳島県の高野山真言宗寺院で住職をしています。 本山布教師心得として自坊の...
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質問者からのお礼

自分は大事なことを忘れていたように思います。
彼を好き、彼の笑顔が見たい、という純粋な思いを忘れないように、大事にしていきたいと思います。
ありがとうございました(^-^)

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