性器への嫌悪があり、性別をなくしたい
空行が反映されていなくて読みづらかったらすみません。
戸籍上は女、性自認・性的指向は分かりません。昔から性別に違和感がありましたが、ここ最近特に性別を無くしたいと強く思うようになりました。自分に性器があることの嫌悪感があり、気持ちが悪いのです。
子供の頃から男の子とも女の子とも遊ぶのが好きでした。しかし、周りが小学校高学年ぐらいから性への関心を持ち始め、女と男に境界線が引かれ始めた頃から、何故自分は女というものに振り分けられるのだろうと違和感を感じ始めました。その頃から一人でいることが多くなりました。
また、同時期に私は自分のことを僕と言ったときがあったのですが、姉や母からは止めなさいと言われました。胸が膨らむのも恐ろしくて潰していたので、胸の横には常に擦りすぎてついた傷がありました。生理が来たときも恐怖と嫌悪感しかありませんでした。
中学校は性の楽園のような恐ろしい場所でした。皆が色恋の話をして、誰が好きだとか性器の名称が飛び交うだとか息苦しくてたまりませんでした。その話題に笑顔で返さないといけない、好きな人がいないとおかしいとでも言うような空気で。
とある授業で教師が将来皆さん結婚したいですか?と聞いたとき、全員が手を上げて私だけが上げませんでした。皆普通は誰かを好きになるのだろうかと不思議に思いました。
小学校では孤立していたので、中学では男女とも仲良くしようとしていましたが、男子と仲良くするにはどうしても性が絡むのが嫌でした。
男の子に告白された時に、なぜ好きになるのか全く意味が分からず固まってしまいました。
その後は同年代の男性とはあまり関わらず生活してきました。男性になりたいわけではないけど女性にもなりたくありません。
また、今後結婚することはないと思いますし、自分の好きなことを死ぬまで続けていきたいと思っています。
その上で性別が邪魔だと思ってしまいます。猥褻や性暴行のニュースを聞くたびに女性の現状が嫌でも分かりますし、どこにいっても女であるのが付きまとうのが嫌です。
胸も子宮も自分にあるのが恐ろしいです。生理痛もひどく、自分のやりたいことが思うようにできない日があるのも嫌です。
手術をすると本来ある物を無くすのですから後遺症が出るということも分かります。だからこそどうすればいいのか分からずにいます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたなりの生き方を
拝読させて頂きました。
あなたがご自分の性について嫌悪感を抱き大変お悩みなさっておられることを読ませて頂きました。あなたのそのお気持ちについて全てはわかりませんけれどもあなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
あなたがお感じなさっておられることは実はあなただけが感じていることではないのではないでしょうか。多くの方々があなたの思いのようにお悩みなさっておられるのではないかと思います。
性にかかわることや自分の体について実はいろんな方々がその不一致や違和感を感じておられるように思います。あなたは決して独りではありませんし、あなたは多くの方々にとってとても大切な方です。
先ずはあなたのその思いやお悩みを様々な方々にご相談なさってみてはいかがでしょう。実際に様々な性に関する相談を受ける団体や方々もいらしゃいますし、専門医師にもご相談なさってみてはいかがでしょう。
或いはこのhasunohaの回答僧侶の方も様々な性にかかわるご相談を受けてつけておられると思います。
https://hasunoha.jp/docs/kakekomilink#cat_10
その思いを決して自分だけで抱えずにいろんな方々のお話を伺い、そしてあなた自身の思いや悩みや苦しみもしっかりとお話なさってみてご相談なさってみてはいかがでしょう。直ぐに回答や結論は出ないかもしれませんけれどもご相談なさってみて様々な考え方や選択肢があることを見つけ出し、そしてあなたなりの答えや生き方を見出してみてはいかがでしょう。
あなたはあなたらしく生きることができるのです。あなたなりの感じ方や生き方や価値観や未来があるのです。どうか自信を持って下さいね。
あなたがご自分を大切になさりご自分の未来をお健やかに生き抜かれていかれますようにと心からお祈りさせて頂きます。そしてあなたを心より応援させて頂きます。
人生に良いとこ取りはない
手術は、お金もかかるでしょうし後遺症の恐れもあるんですね。
私は、人生に良いとこ取りはないと思います。
どんな選択にもメリットとデメリットがあります。
まずは、手術に関する情報をできる限り集めましょう。
新しい情報が入れば、思考の堂々巡りから抜け出せる可能性がありますからね。
頭の中で怒りや悲しみを増幅させてしまうとストレスが増えます。
思考の堂々巡りに陥ったら、強制的にでも別のことを考えるようにしましょう。