姉が憎い
姉が憎くて仕方ありません。
私の姉は、医科大学に現役合格して、勉強の傍らアルバイトや部活動をばりばりこなし、今は外科医として働いています。
年収は29歳で1300万円ほどです。
比べて私は、中学で受けたいじめから精心疾患にかかり、不眠や拒食・過食や慢性的な疲労感などから普通の人の風邪を引いたような体調でここ8年を過ごしています。
授業を受けるだけで精一杯でアルバイトも部活も諦めて、身体を優先しようと歯を喰いしばって大学生活を過ごしました。
現在就職活動中で、姉の年収には及びませんが30歳で1000万円以上の年収が見込める職に就くチャンスを頂きました。
しかし、その職は非常にハードで、両親は身体を優先してお断りし、負担が少なく年収も少ない職にするよう私に勧めます。
姉が居なければ、身体を優先してハードな仕事をお断りしても諦めがつくと思います。
しかし、いじめ等の不幸に遭わなかっただけでも憎く(うらやましく)思うのに、
年収の面でも姉に決定的に負けてしまうこと、特に健康という努力で補うのに限界がある部分が原因で負けてしまうことが辛く感じます。
姉にも苦労や努力があったとはもちろん思っていますが、いざ年収という明確なもので差がついてしまうと、
「姉には許されたことが何故私には許されないのか」という思いで一杯になります。
いじめとそれを原因とした精心疾患から立ち直り、上述した職の紹介があるような大学に合格するまで、
私も努力をしています。
努力の面で彼女に及ばなかったというのは(多少はあるかもしれませんが)考えにくいのです。
私が病気でヒイヒイ言いながら勉強してなお身体は治らず、職を諦めなければならないのに、
なぜ彼女は成功しているのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
心の安心(あんじん)は既にあります。
なぜ成功されているのか。
それはなにを持っての成功なのでしょう?
世の中には成功されている方は沢山います。しかし、本当に成功しているのでしょうか?お金持ちでも、心の中は不幸な人がいます。稼いだお金を維持しようと、減らさないようにしようと、必死なのです。
いい職業についたとしても、いつ解雇になるかもしれない世の中です。ずっと努力しなければなりません。
一見成功しても、どこまでも次のステップがあるのです。努力はいつでもしなければなりません。
どうでしょう?
虚しくはありませんか?
安心(あんじん)といいますが、心の安心を求められてはいかがでしょうか?
そのために、まずお姉さんを憎むことをやめませんか?
ここからは憎むことのお話です。
なぜお姉さんが憎いのでしょうか?
お姉さんの年収がいいからですか?
お姉さんが成功なされてるからですか?
憎いのは、お姉さんと比べてしまうからではないですか?なぜ比較するのですか?
比較しなければ不都合があるのですか?
比較するのは、あなた様が自ら行っていることですよね?そして自ら怒って、憎んで、苦しんでいるのではないですか?
全て、ご自分で行っているということにお気づきになりませんか?
そのように、ご自分で人生を作られているのですね。心の安心も同じでご自分で選ぶのです。
中々、難しいですが、幸せは既にご自分にあることを知って頂きたいです。
亮英合掌
お姉様にこだわること自体が無意味です
文面やプロフィールから察するにまっちさんは非常に聡明で努力家なのですね!せっかく賢い頭と努力できる素敵な心をお持ちなのに今の考えが非常にもったいないと思います。
まず年収ですがそれが現在の結果なだけであって将来的にそれが継続するかどうかなんてわかりません。
今後の政治など外部的要因などで簡単にお金の価値が下がる可能性だってあります。所属している組織が傾く可能性だってあります。
お姉様と比べることを止めない限り、ずっと苦しみは続くだけですよ。
それよりもまっちさんが今まで努力してきた中で心がワクワクする仕事や極めていきたい分野などはみつからなかったのですか?
まずは努力してきた自分をもう一度認めてあげて、自分が心の底から極めていきたいものを見つけ、それを伸ばすほうに力を注いだほうが結果として幸せだと思いますよ。
一つ自分にしっかりと軸ができるとそれを元にお金を稼ぐ方法なんていくらでも広がっていきます。
まずは自分にとっての軸を見つめ直してみて下さい。
所詮お金はお金です。年収にばかりこだわるとお金に振り回されるだけのつまらない人生になりますよ。
また今までは恨みや嫉妬が努力のエネルギーになっていたとうかがえますが、恨みや嫉妬のエネルギーで走っても自分をドンドン不幸にしていくだけですよ。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
仏教には欲望から離脱することに価値を見る思想がありますから、姉への対抗心そのものを否定する言葉が返ってくるだろうなぁと思っておりましたが、やはり、という印象です。
対抗心を持つのが本当に辛くなってしまった時のためにお二人のアドバイスを心に刻むことに致します。