コロナ鬱かもしれません
私は母親が大好きで会いたくて話したくて甘えたいのですが、母は基礎疾患があるので、自分がもしコロナウィルスを持っていてうつしてしまうのが恐くて会いに行けません。父にも姉にも姪っ子にも会いたいのですが、同じく恐くて会いに行くのが億劫になっており、もう半年以上会っていません。
私はとても敏感になってますが、周りの友人や彼氏は、コロナに気を付けてはいるけど、普通に飲みに行ったり旅行に行ったりしてるので、何で自分はこんな不安になってるんだろう、馬鹿らしいなと思ってしまいます。自分も気にしすぎず過ごせたら1番良いのですか、やっぱり会いに行くのは恐くて行けない、でも会いたくて堪らなくなり涙が止まりません。
仕事中もそのような事を考えてしまい涙が出てきて暫く職場に戻れませんでした。
友達や彼氏にこの気持ちを愚痴りたいと思いましたが、そもそもコロナをそこまで気に留めてない人に話しても理解してもらえずもっと苦しくなりそうだと思い相談できず、誰にこの気持ちをぶつけていいか分からず質問させて頂きました。
どうしたら周りの人と比較せず自分の考えに自信を持てますか?また家族に会えない寂しさをどうしたら埋めれますか?
あと、不安症な性格はどうしたら治せますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
Zoomなどいろいろ方法はあります
これから低温と乾燥がきつくなりますから、基礎疾患をお持ちの母上とお会いになるのは今まで以上に怖くお感じになるでしょう。私どものお寺でも、お年寄りがお参りになることが多いわけですから行事や法要がなかなか行えないでいます。
残念なことではありますが、感染した人に対する風評被害まで考えあわせると、旅行や移動、他者との接触に気を配らないよりずっとよい考えであるとも言えます。つまりあなたのお考えや態度の方がずっと適切で、理にかなっているということです。怖がらない方がおかしいのだと言い換えることもできるでしょう。あなたの方は正しいことをなさっているわけです。何も気になさる必要はありません。
ただ、大切な母上をお話しできないのは誰にとっても寂しいことなので、そこは何とかしたいですね。20代のあなたの御両親だとたぶんですが、50代までだと思いますから、Zoomはじめいろんなやり方で顔を見てお話しできるのではないでしょうか。ディスプレイからとはいえ、顔を見てお話しできるとかなり落ち着くし、安心できると思います。
また、普通の電話にしても、以前と違い完全無料のやり方がいくつもあります。私が高校生の頃、彼と彼女がずっと話していて電話代が莫大にかかった、というケースがいくらでもありました。国際電話なんて本当に高価で、あっという間に何万円にもなりました。
文章を書くのもよいやり方です。肉筆で手紙を交換するのも新たな親子関係の構築に役立つかもしれません。
まとめていいますと、他者と比べて正当なやり方をなさっているあなたが、周囲の方々と自分を比較し自分に劣等感みたいなものを持つ必要はありません。母上はじめお父さん、他の身内の方々との接触は、直接会わなくても、かなりのところまで別のやり方で可能であるはずです。文通という古風なやり方にもよい面があるものと思います。どんどん発信してみてください。