弱い自分の変え方を教えてください
受験をひかえた学生です。心に余裕がなく、色々なことが全て上手くいきません。成績はさがっているし、友達と話していても私の言動で気まずい空気が流れてしまうことが多くなりました。それで家に帰ってからも、あんなこと言わなければよかったとずっとクヨクヨしてしまったりしていました。
そんな中で、去年の終わりごろの事なのですが塾でとても嫌なことがありました。簡単に言うと、あるクラスメイトと関係が悪くなり、ほかのクラスメイトはその人に同調するか我関せずの態度を貫くかでした。
私にも悪い所は沢山あったのですが、味方が誰もいない状況で、悪意に耐え続けるのは本当に辛く、帰り道で大号泣して家に帰りました。
そんな私を母は心配してくれて、私は母に全てを話しました。それで気持ちは楽になったのですが、何日か後に母と言い合いになってしまった時に、母が「そういう所で他の人と上手くいかないんでしょ」と言いました。
私は母と仲が良く、母を信頼していたのですが、そう言われた瞬間、妙に冷静になって「この人はそんな風に私の事を見ていたのか」と思い、「母に何か話してもわかって貰えない。傷つけられるだけだ」と思ってしまい、母を信用出来なくなりました。唯一の味方に裏切られた気分でした。
自分でも子供すぎていやになるのですが、私は母に無条件で味方になって欲しかったのだと思います。
それから何日かたつのですが、母とはほとんど話していません。母に対しての向き合い方が分かりません。また、関係が悪くなったクラスメイトが受験に失敗すればいいのになどと思ってしまう自分が怖く、どうすればいいのか分かりません。友達と話した後に、些細な事を思い出して、嫌われたかもしれない、傷つけたかもしれない、なんであんなことをしたんだろうとクヨクヨしてしまう自分を変える方法も分かりません。
内容がごちゃごちゃなのですが、自分の弱さがこの八方塞がりの状況を作り出していると思います。どんな風に考えればこの状況から抜け出せるのか、クヨクヨ考えてしまう弱い自分を変えられるのか教えて頂けたら幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ただ自分を眺めることから
みか 様 相談ありがとうございます。
受験大変ですね。お疲れ様です。
弱さを変えたいとのことですが、まずは、自分を責めずに、「弱い自分がいるんだなア~」と自分を客観的に(第3者的に)眺めてみましょう。善悪の判断をしてはいけません。ただ自分を眺めてみるのです。
そして、眺めてみた自分は、実は弱いところもあり強いところもあると感じてみましょう。
人は多面的なのです。弱いと判断してしまっているのは、辛いことや苦しいことが続いて心が落ち込んでいるからです。なので、多面的な自分を探してみましょう。
そして、弱いだけじゃなく、強い部分もあり、中ぐらいの部分もあり、そのことに気づいてください。
そして、弱いところはどんなところか、その部分に向き合って、どうすれば弱い部分が、良い方向へ向くのだろうと、考えてみるのが良いかと思います。
すこし具体的に、方法を考えて実行してみるのが宜しいかと思います。
ただ、弱いところに向き合う時に、一人で心細いとか、やはり辛いとか苦しいという感情が出てくるときは、セラピストやカウンセリング、信頼できる人に相談するのがベターです。
そして、自分が優しくなれたら、思いやりを発揮できたら、愛情をいろんな人に振り向けるとしたら、どんな言葉とどんな笑顔で、人と話していくでしょうか?
そんなことをイメージしてください。つまり先ほども述べましたが、人は多面的なのです。みかさんもイメージできます。そのイメージを膨らまして
お母様にこう言ってみましょう
「無条件で味方に成って、私の悩みを聞いてください」と。お母様も多面的なはずですし、みかさんを一面だけで見ていません。なので、勇気を出して、お願いする形で、お母様に言葉を発してみましょう。
みかさんの中にある優しさ・思いやり・愛情と勇気が、みかさんが弱いと思っていることに変化をもたらしますよ。一礼
追伸:早速にお礼メッセージありがとうございました。前向きになれたのなら嬉しいです。受験頑張ってくださいね。応援してますので。誰かを励ますようになること、きっとできますよ。そんな気持ちを育んでいきましょうね。困ったらいつでもご相談を!再礼
質問者からのお礼
ご回答、本当にありがとうございます。
完全に弱い、強い、悪い、良いではなくて、自分も、他の人も多面的だということを、初めて気がつくことが出来ました。自分は弱いだけじゃないんだな、と思えて前を向けました。
自分を客観的に眺めることからやってみようと思います。優しくなれた後のことはまだはっきりイメージはできていませんが、私が今前向きになれたように、誰かを励ませるような人になれたらいいなと思いました。
本当にありがとうございました。