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また地獄、死が怖くなった

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こんにちは。前回も地獄が怖いという内容で相談させていただいたものです。さて、前回の後、浄土真宗の南無阿弥陀仏を念仏して、極楽浄土に行くしかないと思いしばらくは安心していました。しかし、髪の毛の先の疑いもいけないや、親鸞さんは唯除五逆…というのをこれらを反省させ2度とさせない為とありましたが、それでも不安です。さらに、殺生や、強盗、邪淫(強姦歴などは無いです)を犯しているので、殺生だけでも、1兆年は地獄行きなど…どうか阿弥陀仏を信じる方法を教えていただけないでしょうか?他力信心などと言われていますが、それでも、まだ私には疑蓋が残っていると思います。こんな煩悩まみれの凡夫でもどうか南無阿弥陀仏の救いを受けられるのでしょうか?または、その他で苦しみから救われる方法はあるのですか?回答お待ちしております。


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

念仏をなめんな

お念仏を称えておられるのですね。
それなら、それだけでもう十分です。

あなたの信仰心の篤さ加減や理解度でコロコロ行き先が変わってしまう程度のものなら、念仏なんか画期的でもなんでもなく、なぁんの価値もありません。

あなたはあなたのペースで歩みを進めればいい。ただ、あなたの事情や感情とはまったく別のところで、ちゃあんと本願他力ははたらいておりますので、どうぞご心配なく。

だから、どうか安心して不安がっていてください(笑)

<追記>
”しかし、やはり不安なものは不安なのです(笑)”
そりゃあ、そうだ(笑)
ただ、死への不安を完全に払拭する事は不可能でしょう。だから、死の不安をなんとか排除しようとするのではなく、不安に樹つと仏教は教えています。表面にツッ立っているのではなく、そこにガッツリ根を生やし、大樹のごとく樹(た)つのです。
ちょっと難しいかなー

hasunoha.tenrakuin@gmail.com

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一先ず「信じる」という表現を止やめましょう

こんにちは。
お念仏のご縁があったことは、誠に結構なことです。

ご質問のような、浄土真宗の信心という核心の問題は、言葉を多くすればするほど分からなくなる傾向があります。

ですから、私は一点だけ簡単に述べます。

一先ず「信じる」という表現を止やめましょう。
信じさせていただく、と表現をすることを勧めます。

「信じる」は、私が「信じる」になります。
信じさせていただく、は阿弥陀様のおかげによって信じさせていただく、になります。

「信」の出どころが違うのです。
後は、ひたすら聴聞してください。

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おきもち

釋 悠水(しゃくゆうすい)
浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布...
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善業を増やす、功徳を積む努力を

ボンズさま

まあ、忘れてしまっているだけで、実は、これまでの輪廻で何万回と地獄に行っていたと思いますから、今さら怖がる必要はありません(笑)

しかし、今、現在は、地獄のみならず六道輪廻を超えるための教えである仏法と出逢えて、しかも修習できる境涯(有暇具足)に恵まれています。なんと素晴らしく有り難いことでしょうか。。

前回も述べたように・・善いカルマを100%積み続けるなど、できないのが私たち凡夫でございます。

まあ、そもそも善いカルマを100%積み続けることができないから、私たちは輪廻を長い間、彷徨い続けているのでございます・・

おおよそのところ、私たちの行いにおいては、中性な行いを7割とすれば、残りの3割の中で、善い行いと悪い行いをしているという感じとなります。

その3割の中において、善い行いが2割と、悪い行いが8割ぐらいになるでしょうか。

まあ、無明(根本的な無知)と煩悩により、そんな感じであるのが普通です。

しかし、このままでは、当然に業は善くなっていきません。

業を善くしていくならば、せめて、善い行い51%、悪い行い49%から善い行いの割合を徐々に増やしていくことが求められるところとなります。

また、それまでの過去世における業の負債、借金も当然にありますから、それも返していけるだけの善い行いが必要となって参ります。

悪い行いを完全にゼロにするのは、人間(衆生)の性を考えてもとても無理です。

いきなりそんなことを目指すのではなく、できる善い行いの割合を増やしていけるようにしていければ良いのであります。

善業を増やす、功徳を積むための方法が仏教にはたくさんございます。

大乗仏教では六波羅蜜となります。

是非、修習に努めて頂ければと存じます。

川口英俊 合掌

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Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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あなた次第です。

先回のご質問でもお答えしましたが、まずは、生きている生かされている今、心がどのような状況なのかです。
死んでから天国、極楽、又は地獄へ行くということではなく、今が重要なのです。今の思考が未来を創造しているので地獄へ行くと思えばそうなるし、と同時に今の生き方が、マイナス的であれば結果もそうなるでしょうし、そうでなければそうならないということです。
何を信じようが自由ですが、自分が不安になるようなことは意味がありません。
すべては、ポンズさんの思いでポンズさんの世界は創造されています。

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おきもち

日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにも...
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質問者からのお礼

転落院さん ご回答ありがとうございます。なるほど。念仏するものを救うと言われていますもんね。しかし、やはり不安なものは不安なのです(笑)念仏をした後にできるだけした方がいいことはありますか?

川口さん ご回答ありがとうございます。毎日のように殺生などの10悪を犯している私でも善行の割合を増やせるのでしょうか…回答お待ちしております。

悠水さん すいません、苗字の読み方が分からないので下の名前で呼ばせていただきます。なるほど、信じさせていただくですか。確かにそうですね。聞見はどこですればいいですか?教えてください。

和田さん ご回答ありがとうございます。前回もお礼のところで話した通り、私は精神病みたいなところがあり、それが難しいのです。どうすればいいことを考えられるようになりますか?ご回答お待ちしております。

毎日不安で不安でしょうがないのです。どうか皆さんのご回答お待ちしております。

間違えた、和田さんではなく鈴木さんです。前の質問の時和田さんという方がいたので間違えました。大変失礼しました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ