がんばれという言葉は時に呪いのようです
『まだまだ頑張って!』や、『頑張ろうね!』という言葉を言って貰うと辛い時があります
素直に受け取ったら良いかもしれませんが、「これ以上まだ頑張らなきゃならないの?」と、心のキャパがいっぱいいっぱいで「頑張れ」と言われることがとても辛くなります。
頑張れない時
心が疲れてしまってるけどその問題から逃げれない時
そのような時にはその頑張らなきゃならない問題にどう向き合ったら良いでしょうか
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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悪気はなくその人の語彙が少ないから
頑張れ!がときに辛い、というのはある種の業界では常識になっています。ある種の業界というのは、カウンセラーさん、スポーツ選手、スポーツ心理学、そしてお坊さんたちでしょうか。頑張れ!は、使い方と使う相手と使うタイミングを知っていないと使ってはいけないと業界の人は知っているんです。冒頭で言いましたように常識なんです。
これを逆に言うと、上の業界じゃない人たちにはあまり知られてなくて、元気出してほしいとか、励まさなきゃとか、と思って思いつく言葉がないとき、「頑張って!」と言ってしまうんです。これはあなたもご存じの通り悪気から出てくる言葉じゃありません。何か言わなきゃとか、他にどういったらいいか分からないときに、語彙が少なくて「頑張って!」と言ってしまうんですね。
他者の善意が自分を傷つけることは、ときにはあるのですが、確かに困ったことですね。
そこでどうしたらいいかなんですが、相手を変えるのは難しいのですね。だから、この人は語彙こそ少ないけど、心配して善意をかけてくれているんだ、と一段高いところから受け入れてあげるしかないと思うんです。あなたのためを思ってくれる人がいることを、表現の仕方はともかく、有難いとお思いになったら楽になるんじゃないでしょうか、また、感謝も出来るようになると思います。
世の中には、いい人なんだけどちょっとズレている、善意の人なんだけど表現の仕方がヘンみたいな人は結構たくさんいます。ソンな人だなぁ、と思いますが、そう思えるときには腹は立ちませんよね。頑張れ!も時には言葉の暴力になりますが、それを受け入れる心のゆとりを持つことであなたの人間性が一回り大きくなるのではないでしょうか。
質問者からのお礼
ありがとうございます
確かにその方はとても気さくで明るいかたですので、その方なりの激励の言葉なんだなとは思いました
語彙力が少ない中でのかけれる言葉が頑張れだったのですね
軽い気持ちで言ってないことは重々わかってたつもりですが、私の心一つの問題でもありますね
次からは頑張れと言われても素直に感謝できるよう心の余裕を見つけていきます