ウソをつく夫との接し方がわかりません
結婚12年目40代です。
半年前に会社の同僚と浮気していることがわかり、大ケンカ、本気で離婚を考えました。
夫に裏切られたことがショックで、重度のうつ病になってしまいました。現在は通常の半分ぐらいのエネルギーしか出ませんが、関係を修復したいと思って何とかやっていました。
夫も優しくしてくれるようになり、平穏に生活をおくれていた矢先、また浮気相手と会っていることがわかりました。夫は友人に戻っただけで、関係はないし、私と離婚しないと相手に伝えたと言っています。
ただ、他の人と仕事と偽って出かけたり、連絡なくいつも帰宅しないので、夫の言い分を信じることができません。
夫を許して、やり直していたのに、また平気でウソを繰り返す夫に呆れ、自分の気持ちを踏みつけにされることに疲れました。また、夫を許して前に進むしかないのでしょうか?
今後どう気持ちに折り合いをつけて、生きていけばいいのかわかりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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根本的な軌道修正を図る
こんにちは。
「重度のうつ病」とのこと。
どうぞお大事になさってください。
あなたは、「自分の気持ちを踏みつけにされる」ことが何よりの無念なのだろうと思います。
本来夫婦ならば誰よりも互いのことを気遣い、愛し合い、無二の心のパートナーであるべきです。その夫婦関係の根幹を揺るがすご主人の行動に失望する、その気持ちは至極当然です。
文面から推測するにご主人の問題は、罪悪感の欠如、あなたの心を傷つけることへの無頓着さ、心の病への無理解です。
あなたは「修復」を望んだ。
「夫も優しくしてくれるようにな」った。
けれども、「また浮気相手と会っている」。
何故でしょう。
不倫であなたを傷つけた(心を傷付けることへの感受性)。それは、病に至るまでの深いものだった。自分はなんてことをしたんだ(罪悪感)。これ以上、病を悪化させてはならない、極力あなたを心配させないようにしよう、誤解を与えないようにしよう(病気への理解)。安心させてやりたい。償いたい(償いへの意思)。
こういった一連の筋道があったのならば、再び不倫が疑われるような行動はしないはずです。また、「友人に戻っただけで、関係はないし、私と離婚しないと相手に伝えた」などとピントの外れた事は言わないはずです。
ご主人が再び不穏な動きをしているということ、そしてあなたが心配していることをよそに言い訳を並べることから考えると、上記のポイントのいずれか、あるいは全てが脱落しているから、と想像します。
「夫も優しくしてくれるようになり」とあります。世間的には不倫は悪とされているし、あなたが悲しんでる様子を見ればご主人はとりあえずあなたの心を慰撫しようとして、家事などの手伝い、優しい言葉がけをしたのかもしれません。
しかし、それは上記のような罪悪感等のポイントが抜け落ちた上での、表面的なものだったのではないでしょうか。
ここは、ご主人のご両親やあなたのご両親などを交えて、根本的な軌道修正を図る必要があると思います。ご夫婦の話し合いだけではおそらく解決が見えづらいと思います。
ご主人の行動に制約をかける人の存在が今は必要でしょう。いずれにしてもご夫婦以外の誰かを交えて、対等に公平に話し合える場を持つことが当面は必要であると考えます。
追記
お礼をいただき誠にありがとうございました。
お供えさせていただきます。
質問者からのお礼
お優しいお言葉ありがとうございます。的確な洞察力に感服致しました。
昨日は、気分が落ち込んでいましたが、おかげさまで少し回復してきました。
「ご主人の行動に制約をかける人の存在が」夫にないことが問題なのですね。
互いの両親は高齢なので、難しいかと思いますが、中立的な立場で立ち会ってくれる人を検討してみます。あまり思い当たりませんが、、、