友人達に嘘をついてしまった。
友人達に就職先について嘘を伝えてしまったことを悩んでいます。大手子会社に内定を貰いましたが、伝わらないだろうと言う気持ちと若干の見栄から、親会社の名前を伝えてしまいました。
友人達は私の就職先など、そこまで気にはしていないでしょうが、自分自身が少し後悔しています。
誰かが傷つくような嘘でもないので、打ち明ける必要もないかとも思いました。しかし、何かのタイミングで、それとなくでもいいので伝えれば、自分の気持ちが少し晴れるかなと思っています。何かさりげない伝え方はありますでしょうか。あるいは、墓場までこの嘘を持って行くか悩んでいます。
何かさりげない伝え方とかあるでしょう
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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堂々とお話しする清々しさ
嘘というのは、誰にダメージがあるかというと、嘘をついてしまった自分自身になります。
後悔する気持ち、次に会ったときに整合性を意識しなければいけないこと、いろんな思いが自分を縛り付けてしまいます。
すべてを明るく正直にお話ししてみてください。きっと友達も笑って理解してくれると思います。見栄をはってしまったこと、そのあと後悔したこと、自分の気持ちを素直に表現する人は周りからの信頼を集めます。
嘘をついて何かがうまくいくということはありません。
どうぞ今後の人生は正直な言葉を使いながら清々しくお過ごしくださいませ。いい勉強になったと思うことにしましょう(^^)
正しい情報を伝え直すことの大切さ
こんにちは。亀山純史と申します。
私は自坊の住職をしながら、長く高校の教員もしていました。昨年の3月に定年を前に勧奨退職いたしましたが、現在も非常勤講師として週数時間教壇に立っています。現役教員時代、先輩教員からよく言われたのは「嘘は教えるな」ということでした。授業で故意に嘘を教えることはもちろんありませんが、自分の不勉強や不注意で不正確な情報や間違った知識、問題演習なら誤答を示してしまうことがあるのです。(教科書ですら誤った情報が書かれていることがあります。)誤った情報や知識を教えてしまった場合、できるだけ早く訂正しなければなりません。しかし、それが時として教師としての威厳に関わる場合もあります。特に、進学校と呼ばれる学校では、「あの先生は大したことない」と思われることを気にしてしまいます。そんなとき、生徒たちのことを考えているようで、実は自分がどう評価されるかという自己中心的な思いが働いていることに気づきました。今回の場合も、自分がどう評価されるかが問題の中心にあります。これをどう克服するかですが、私たちは正しい情報を伝え直すことの大切さに意識を向けるべきだと思っています。
以上が私からの回答です。充実した社会人生活が送れることを願っています。