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妊娠がこわいです

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有り難し有り難し 13

初めて投稿します。
30代です。結婚して数年経ち、子供が欲しいと思っています。以前は自然にできたらいいねぐらいに思っていましたが、今は年齢もありますし、そろそろ健康な子を授かりたいと思っています。
しかし、昨年、妊娠をしたのですが、7週ぐらいで赤ちゃんが亡くなってしまいました。
それから、妊娠をするのが怖いです。なぜ私が流産したのか、周りの友達はみんな健康な子を授かっているのに。もしかしたら障害を持った子を産むかもしれない、また流産するかもしれない、と、不安な気持ちに襲われてしまいます。なんとかこの気持ちを取り除き、前向きに妊娠に取り組みたいと思っています。
授かった時にお腹の赤ちゃんも不安がないように。何かアドバイスがありましたら、お願いいたします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

智慧(アドリブ力)と身軽さ(明るさ)を。

お坊さんや医療関係者はよく知っていますが、実は、流産する人は意外と多いのです。
わずか数十件しかないうちのお寺の檀家さんの中でも、過去帳(亡くなった方々の名簿)をめくれば、戦後だけでも流産や死産の人数はかなりいます。
仏教では輪廻転生を考えます。
流産や死産になった生命にも前世があったし、来世もあるのです。
この世での寿命(生きるのに必要なご縁)が尽きたら亡くなって、でも生命はそこで終わりではなく再び違う生き物に転生するのです。
子供には大なり小なり障害や病気、あるいは大きくなってから怪我するなどのトラブルがあります。
それが自然なのです。
だからこそ動物はたくさん子供を生んで誰か一匹だけでも生き延びてくれよという戦略をとるのです。
もしかしたら現代人は一人の子供に期待を背負わせすぎなのかもしれませんね。
一方で現在の日本には、自治体の子育て支援体制など、地域・組織ぐるみで妊婦から子育て世代までを包括的にサポートする仕組みができつつあります。
あなた独りで悩みを抱え込んで子育てする必要はないのです。
いずれにせよ、赤ちゃんにも前世から持ち越している業(カルマ)があるし、寿命もあります。
自然現象みたいに、出たとこ勝負しかないのです。
親は親なりにできることをできる範囲でやるだけです。
子供は子供なりに寿命の限り生きられるところまで生きるだけです。
妊娠や子育てに限らず人生全般において、闇雲に怖がるのではなく、どんなトラブルが起きたとしてもその都度その都度柔軟に対応する智慧(アドリブ力)と身軽さ(明るさ)を持ちましょう。
大丈夫。
行ったところが着いたところ。

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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

ありがたいお話、ありがとうございます。
少し気持ちが楽になりました。
動物の話も、確かにそうだよなと納得しました。わんちゃんも何匹か産んで1匹はすぐになくなってしまうとか、そういう事もあるよなと。
ある程度気楽に、過ごしてみます。ありがとうございました!

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