喧嘩をするたびに罵倒する恋人について
結婚を前提としてお付き合いをしている恋人がいます。
お付き合いしてからこれまで、何度も喧嘩をしてきました。
喧嘩のきっかけは多々ありますが、最終的にいつも私が罵倒されています。
「なんでいるの?」「顔見ただけで気分が悪い」等、そんな言葉好きな人にかけられる?と思うような言葉を吐かれます。
そして毎回「別れることを考えてる」と言い、実際に私が本当に別れることを決意すると急に優しくなります。
そのたびに私は大泣きし、心をすり減らしています。
たぶん、そんな様子を見て愛を感じているのかもしれません。
疲れました。
だけど私は彼のことが好きなことには間違いありません。
今は同棲しているのですが、これまで実家を出たことのなかった私にとっては大きな決断でした。
彼と付き合うにあたって色々と環境を変えましたが、全ての決断は私のなかで生半可な気持ちではなかったのです。
だからこそ、離れられないのかもしれません。
一緒にいたいですが、離れた方がいいとも思います。
まもなく入籍予定ということもあり、そこまできた人だからこそ決断ができません。
ただ、今も喧嘩中なので、入籍自体するのかもわかりません。
なにか、お言葉をいただけたら幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「好き」はあてにならない
のささん、ご相談ありがとうございます。
厳しいことを言うようですが、
「好き」という感情はこれからどうなるか分かりません。
仏教では「執着」という言葉もあります。
実は「好き」と「執着」は見分けるのが非常に難しい感情です。
このまま結婚するかどうかを判断する前に、
自分自身の感情はどこから来ているのかを丁寧に感がる方が良いかと思います。
結婚するなかでは、もっと苦しいことも、もっとつらいこともたくさんあります。
そうした状況を一緒に乗り越えられる方とでないと長い道のりを乗り越えることは難しいでしょう。
たとえ別れたからとかれたからと言って、
これまで耐えながらも一緒に過ごした時間は無駄ではありません。
あなたが自分の感情と向き合い、
自分の人生を選ぶきっかけになった時間になるでしょう。
おつらい時間をお過ごしのことでしょうが、
どうか丁寧にお考えになってくださいませ。
質問者からのお礼
お答えいただきありがとうございました。
まさに執着なのだと思います。
またこれまでの時間が無駄になるというのも私のなかにあった考えでしたので、無駄ではないと言葉にしていただいてすっとしました。
自分の気持ちと向き合い、自分にとって幸せになれる方法を探したいと思います。