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子供を助けてください!

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はじめまして、お話を聞いていただきたくこちらに投稿しました。

昨年、小学校6年生の子供が、中学受験をしたいといいました。
中学受験勉強は6年生からでは遅いので、どこの塾も断られました。
しかし、本人がチャレンジしたいと言って諦めませんでした。塾に通わず自分で勉強をしました。夏休みも誕生日もクリスマスもお正月も、ひたすらに勉強をして、そして塾にいかないまま私立中学校の合格をいただきました。

それなのに、私が事務手続きをミスして、入学資格が取り消しになってしまいました。
子供は何日も泣いていました。それから、考えたくないと1日中ゲームやインターネットに没頭、勉強しようとすると、悲しくなってくるといって、学校にも行かなくなりました。もう2か月経ちますが、夢で見るからといって夜中に起きて泣いています。
子供は将来の夢が医師でした。医学部受験に中高一貫校がいいからと、中学受験を決めたのです。12歳のこどもが、努力して努力して自分で切り開いた道を、親の私が一瞬で閉ざしてしまいました。こんな親いますか?最低です。自分が許せないです。自分を殴って、殴って殴って、消えたいです。

どうか子供を助けてあげてください。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

再起に向けて家族一丸に

こんにちは。

「どうか子供を助けてあげてください」と書いていますが、残念ながら私にはできません。子供さんにとって私は全くの見ず知らずの第三者であるし、第一本人が直接頼んでいるわけではないのですから。

あなたは「事務手続きをミスして、入学資格が取り消し」と書いてあります。

分からないのは、手続き期限内で提出して記入ミスや書類上の不備不足、あるいは入学金の多少の不足程度で「入学資格が取り消し」になるだろうか、ということです。考えられるのは、不備不足の未修正の放置、あるいは入学要項できちんと手続き期限をチェックせず、手続きしなかったということだろうと思いますが違うのでしょうか。

ことここに至っては保護者であり、当事者であるあなたが、どう「子供を助け」られるかを必死で考えて下さい。思いつかなくても必死になっている姿勢を子供に見せることが大切です。

「夏休みも誕生日もクリスマスもお正月も、ひたすらに勉強をして、そして塾にいかないまま私立中学校の合格」というのは物凄い努力と強固な意志です。入学いかんに関わらず、この努力は一生あなたの財産になる、このことは子供さんに伝えましたか。

あなたは、今子供さんから信頼を失って、何を言っても響かない可能性もあります。このことにご主人はどう受け止め、行動しているのでしょうか。この事態は親子の絆、子供の生きる力、将来への尊重というたいへん大きな問題です。

今からできることと言えば、子供さんに上記のこと(本人の努力を称える)を含めてきちんと話し合い、来たるべき新学期からの新生活を通して高校受験に向けて、もう一度努力できるように家族が前向きに一丸となる体制を早急に築く必要があります。

子供さんを助けるのはどこまでいっても親御さんです。

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ミスは誰にでもある

仏教では全ては無常であると考えます。
今の状態、今の苦しみは、永遠に続くわけではないし、1秒も途切れず続くわけでもないのです。
お子さんの精神状態だって、四六時中ずっと同じコンディションではないはずです。
ですから、希望は捨てないでください。
とはいえ、あなたの口からお子さんに「まだまだ人生にはチャンスがある」とか言っても聴く耳を持ってもらえないかもしれませんね。
ひとまず、お子さんの信用を失ったあなたは悪者役を引き受け、他のご家族にヒーロー役・癒し役を演じてもらうのはどうでしょうか。
あなたがお母さんだとしたら、お父さんには子供の味方役を演じてもらう。
お子さんの前でわざとあなたをキツく叱責してもらい、お父さんにはお子さんに寄り添い励ます役を演じてもらうのです。
また、人間は必ずミスをするという事実を、いつかお子さんにも理解してもらいたいです。
ネットで受験にまつわるミスについて調べるとけっこう出てきます。意外に珍しくない出来事。毎年誰かがやらかしているはず。
お子さんが他人のミスを見て嘲笑したり怒ったりする人間ではなく、「自分も同じミスをするかもしれない」と冷や汗を流せる大人になれれば、きっと仕事でも成功するでしょう。
人間の集中力も無常なので、必ずミスは起きる。
だからこそ、ミスしないことよりもミスを早めに発見して対処することが重要です。
お子さんがそれらを学んで立派な大人になれるよう、お祈り申し上げます。
そして、あなたの心も瞬間ごとに新しいので、問題を抱えた毎日の中にも息抜きや喜びの時間をみつけるようにしてくださいね。

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