こんにちは。

アクセル全開で踏み続けた運転することは、現実不可能です。
しかし、かつて物凄いスピードを出していた車の助手席に座るあなたは、その一時の恍惚感を忘れられない。その時の心の高ぶりが日常的でないと満足できない。これは、あくまで例えですが第三者からはそう言っているように聞こえます。

ご主人が当時あなたとお付き相手していた「愛情表現」が、あなたにとっては「最大の魅力」であった。そして、その「愛情表現」が結婚後も継続しない限り「愛されていない」と感ずるのであれば、それは信号もある、歩行者もある、速度制限もある公道をいつもアクセルベタ踏みで運転して下さい、と言うのと同様に不可能なことです。

よしんば、それが可能だとしてあなたはご主人に同じだけの「愛情表現」をできるのですか。しているのですか。それどころか、あなたはしてもらうことばかりに意識が集中しているのではありませんか。「皿を割ったりものに当たったり」「一旦感情が爆発すると死ね！殺す！臭い！と暴言を吐」くのがその「愛情表現」に相当するのですか。

しかも、二人が乗る車の後部座席には、「５歳の一人息子」さんが乗っているのです。穏やかなスピード、安全安心な日常こそが必要なのは論を待ちません。

あなたは、二年前の質問の際に、ご自身の生育過程についての問題を挙げています。自己肯定感の低さ故に、他者から認めてもらったり褒めてもらったりを欲するということがあなたの根底の問題なのは分かります。

であるならば、まずはカウンセリングや心療内科の先生にかかることで少しづつ解決していってはどうでしょう。ご主人との間もさることながら、「暴言」や「皿を割ったりものに当たったり」するあなたを見ている子供さんの健全な精神的成長にも影を落とす現状だと想像します。

それらの原因が「本当は寂しさから来ています」とわかっているのなら尚更です。第三者の手を借りましょう。
あなた、ご主人、息子さんのためにも。

追記
ご返信有り難うございます。
参考になれば何よりです。
どうぞ第三者を頼って、ご家庭を再構築して下さい。
お大事に。

釋　悠水（しゃくゆうすい）

報恩寺

浄土真宗本願寺派報恩寺住職（兵庫県三木市） 本願寺派布教使 元本願寺布...

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