相手への気遣い回答受付中
私は、老人ホームでパートとして働いています。最近無理をしてしまったのか、腰を痛めてしまい、整形外科でレントゲン撮ると、背骨の下の方が、左に逸れていてそれで痛いとのこと、痛み止めの薬をもらって飲んでいます。昨日の夜座って夕食を食べていると、食後に、体を動かそうとしたら、あまりにも痛く、くーって声が出て痛そうな顔をしていると、夫から、どうしたの?と言われた。私は、返事もできず2〜3分後に、大丈夫?と言われた。夫は、何があったのか確認のためにどうしたの?と聞いてきましたが、私からすると、大丈夫が先ではないかと。
お坊さんからの回答 1件
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「この人はこういう反応しかできないのだ」と心の境界線を引いて
介護のお仕事での腰痛、誠にお疲れ様でございます。夕食時の激しい痛みの中で、ご主人の無神経な言葉に心が冷えてしまったこと、どれほどお辛く、孤独を感じられたことでしょうか。まずは何より、お体を大切になさってください。
ご主人に悪意はないのかもしれません。何が起きたか事実を確認しようと「どうしたの?」が先に出てしまう、他者への配慮に無頓着な気質なのでしょう。一方で、感受性が豊かで激痛の中にいるあなた様にとっては、まず「大丈夫?」という寄り添いの心こそが救いになるはずです。その噛み合わなさが、大きな悲しみと怒りを生んでいます。
仏教には「五蘊盛苦」という教えがあり、すべては自分の思い通りにはならないと説きます。たとえ夫婦であっても、長年連れ添った他人の性格や気質を変えることは極めて困難です。相手に「普通はこう言うべきだ」と期待し、変わることを求めると、そこに必ず深い苦しみが生じます。
無理に相手の言動を受容する必要はありません。いま必要な智恵は、まともに受け止めずに「スルーする(受け流す)」ことです。「この人はこういう反応しかできないのだ」と心の境界線を引いてみてください。
それでもなお摩擦が重なり、ご自身の心の平穏がどうしても保てないのであれば、心身を守るために「別れる」という選択肢を排除する必要はありません。仏道とは、自分が穏やかに生きるための道でもあります。まずはどうか、ご自身の心と体を第一に慈しんであげてください。
拝
縁起寺 釋聴法



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