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夫から愛されなくなるのが怖い

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有り難し有り難し 1

バイトを辞めたあと、資格を取ったり、すぐに違うバイトを見つけたり、趣味の絵を描きたいと考えていました。
実際は、1年以上描いていません。外に1人でいくことさえ、凄くエネルギーを使い無気力です。
最近はずっと昼夜逆転しています。
精神的に弱るといつもそうです。人生の大半は、夜起きて朝に寝ていました。

そんな、傍目から見ればただの怠け者でも、夫はとても優しいです。
私の言葉や好きな物をよく覚えていてくれて、尊重し叶えてくれます。
桜の見える道を通ってくれたり、好物の果物を買ってきてくれたり…日常の小さなことは書ききれ無いほどです。
結婚写真も指輪も、お金を気にせず好きなものをと言ってくれました。
(1人じゃ碌に買い物も行けないくせに)、2人で出かけたいというと、遠出も快く連れて行ってくれます。
本当に包み込むような愛を日々感じ、感謝しています。

同時に申し訳なさと失う恐怖が大きいです。
今まで、家庭内外どちらも、他の人と対等に扱われたことはほぼありません。
もし気力を奮いバイト先を決めたとしても、また同じ扱いを受ける想像に囚われています。
(僅かなバイト歴しないこと、田舎で求人自体が少ないこともあります)
何かしらの資格を取っても、どこでもそんな扱いでは無理と前向きに考えられません。

何よりも、こんなに夫は尽くしてくれているのに、夜寝る努力すらできない私は嫌われると怖くてたまりません。
また、愛を感じるたびに、かつていかに愛されていなかったかが、これまで以上に鮮明に浮かび上がってしまい辛くなります。
今あるものよりないものを見てしまっている、良くない癖ではあります。

何か新しくはじめようと考えると、母の「どうせダメになるのは分かっていたのに、振り回されて迷惑だった」という言葉を思い出します。
(中学の時、少し休んだあと登校を再開したが、もう学力に合う高校には行けないと騙され不登校になった際の言葉)
夫婦で、まりもが死ぬなら自殺と他殺どちらが良いか話した際に、他殺を選んだ父は酷いと愚痴られたことも毎日のように浮かびます。
パワハラしてきた元バイト先の店長も、言動が両親に似ていました。
夫と義実家以外には、永遠にそんな扱いを受けるのではという恐怖と、このままでは夫にも呆れて嫌われてしまうという怯えに支配されています。
どうすれば、この不安は拭えるのでしょうか?

2024年4月30日 14:49

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

受け取り上手な女になるだけで男性は嬉しいものです。

まりもさん
お悩み拝見させていただきました。

外に1人でいくことさえ、凄くエネルギーを使い無気力で、最近はずっと昼夜逆転しています。とのこと。
著しくエネルギーが低下しているようにお見受けしますが、両方とも鬱病の症状とリンクします。(ただ、酷い状態ではないと思うので、必要以上に怖がる必要はありません。)

鬱病は、なった人にしかわかりませんが、完全に脳のバグです。そしてエネルギーが低下して0に近い状態になります。
気合いや気力だけで何とかなるものではありません。

不安感や恐怖心なども、鬱病でよくみられる症状なので、
一度、病院やカウンセリングなど、自分に合うものを見つけると改善される可能性が大きいと思います。まずは自分の今のお気持ちや症状を専門家である第三者にお話ししてみてください。

鬱症状がある程度緩和されてきたら、今不安に思われていることも、「何であんなに心配していたのだろう?」と、緩和されると思います。

ご主人とっても優しいですね!素敵なご主人でほっこりしました。
包み込むような愛を日々感じているなんて、なんて幸せなことでしょうか!

まずは、そこに目を向けて、とにかく感謝してあげてください。
そして、どんどん感謝していることを口や行動で表現してあげてください!

男性は本来、愛の生き物ですし、「女性のために何かしてあげたい」ヒーロー願望のある生き物なのです。
それを100%受け取って、喜んでいる姿が何より嬉しいのです。
見返りなんて求めてません。

まずは、ご主人の愛を信頼し、受け取り上手になってください。
まりもさんが受け取れば受け取るほど、ご主人はさらに素敵なイイ男になっていくと思いますよ。

何より一番は、ご自身のケアをしっかりしながら、
「今日は少し元気だな。」と思える時に、ご主人に日々の感謝を表現してあげてくださいね。

「普段のお礼だよ。」と笑顔で言われたら、それだけでご主人も報われると思いますよ。

まりもさんの心が少しでも軽くなり温かい光に包まれるようお祈りしております。
南無阿弥陀仏。合掌。

まりもさん
お礼拝見させていただきました。
過去に医療機関にて嫌な思いをされたのですね。頼りたいところに頼らず、それは辛かったですね。
全てにおいてご両親とのことが根幹にありそうですね。
少しづつでも癒して行けれるようにお祈りいたします。

2024年4月30日 23:05
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有り難し
おきもち

初めまして。プロフィールをご覧いただきありがとうございます。 ◆浄土...
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質問者からのお礼

温かいお言葉とお祈りありがとうございます。
ほとんど反論になるような内容でとても申し訳ないのですが、どうか書かせてください。
もしお時間があれば以前の質問やマイページのプロフィールを見て頂ければ、そこにも多少背景事情を書かせていただいています(もしも、既に読んでくださっていたら申し訳ございません)。
私は生まれた家を出るまでずっと虐待を受けていました。
10代の頃に、両親に無理やり心療内科に行かされたことがあり、どんどん悪化していき、それこそ本当にかなり重度の鬱病のような状態になりました。
(両親はおとなしくなった、良くなったと、とても喜んでおりました。)
そのときの先生は「死にたいと思わなくなりましたよね」と毎回圧をかけてくる方でした。
「死にたい」という元気すらなく、当時の私は完全に笑顔を失ってしまいました。
患者のためにきちんと寄り添って下さる方もたくさんいるのは重々承知しています。
それでも、自分が元気になるための手助けをしてくれるお医者様に出会うまでおそろしいほどの時間と労力がかかり、その中で傷つく危険もあるとしか、私には思えないのです。
両親からは、この質問に書いたような発言を本当に今までたくさんされてきたので、それを知らない人に毎回1から話していくのも、とても苦痛なのです。
なので、医療機関を頼るのは本当に最終手段にしたいと思います。申し訳ございません。

当時は、自分の意志でクリニックに行くのを拒否し、ネットで出会った友人と交流する中で信頼できる人を頼り数を増やしていくことで少しずつ良くなっていきました。
(20年近く半軟禁のような状態だったので、ネットで人間関係を構築するのが中心でした。ネットは息抜きに許されていました。)
夫もそんなうちのひとりです。共通の友人もいます。

夫の愛を疑ったことはありません。毎日のように小さなことからひとつひとつ、感謝の言葉を告げています。
昨年のバイト代で最初に買ったのは夫へのプレゼントです。
お恥ずかしいのですが、愛してると抱きついてもいます。

ただ、昔から私に辛くても笑ってる、無理をしてる状態を望む人が多かったこともあり、不安になってしまってるだけなのです。
そんな人たちと少しでも比較してしまうのは、とても失礼なことだとわかってはいるのですが。
夫は本当に愛のある甘やかしをしてくれるんです。休みの日には昼の12時になるまで寝ていた私の分も朝ごはんを作ってくれます。
優しい夫に甘えきってしまって、どんどん怠惰になることで見放されないか不安なのです。
何もかも親のせい、昔の環境のせい、というのは良くないのでしょうけど、両親はそういう人間だったのです。
同じ血が流れその背中をみて育った私も、そのような人間になって、せっかく愛してくれた人が離れて行かないかと思ってしまうのです。
私はちゃんと夫を愛せてるだろうか、返せてるだろうかということが怖いのです。
一緒に暮らしている愛してくれる人よりも、ずっと呪いの言葉をかけてきた両親を浮かべてしまう時間が後ろめたいのです。
さらにのろけと悩みを書き連ねてしまったような形になってすみません。

慢心することなく、感謝と愛を伝えていきたいと思います。
しんどくなってしまったときは、素直に夫に甘やかされようと思います。

反論と自分の気持ちをつらつらと書くお礼になってしまい、重ねて申し訳ありませんでした。
ですが、お気持ちにとても感謝しています。回答ありがとうございました。

追記ありがとうございます。

投稿から感じる印象に比べると、おそらくずっと元気に過ごしていますので、誤解させてしまって申し訳ないです。
遊びには積極的なのに、仕事はできないの?と嫌われてしまわないかが怖いのです。
(買い物は少し遠いスーパーに休みに一緒に行ってもらう以外は家事はしております)

目に持病があり、その関係で私が運転することは消極的です(免許を取ること自体は可能とは思います)。
眼科でも治らないと笑われたという経験があるので、どうしても医療機関を信頼しきれないところがあります。

友人にはどうみても幸せそのものなのに、昔のことをぐちぐち言うと呆れられています。
絶縁しだいぶ薄れてはきたものの、30年以上続いた暴言(主に)は、どうしても今も蝕んできます。
それを誰かにわかって欲しいと言う気持ちが強すぎるところはあります。

優しいお言葉ありがとうございます。
反論に生意気と思わず、お祈りしてくださって嬉しいです。

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