妊娠3ヶ月 喜べない自分
妊娠3ヶ月、子どもがいることをなかなか受け入れられません。
夫とは一年前に結婚、その後も揉めることも多いですが、この度3月最後の日に子どもを持とうと話し合いました。そして、4月に入り、やっぱりもう少し先にしたいという気持ちも混ざりながら、でも決意したしという思いも混ざりながら、ありがたいことに赤ちゃんは早々に私たちの元へ来てくれました。
いざ、できてみると、まだまだやりたかったことや今までの人生が変わってしまうことへの不安、それが大きく、お腹の赤ちゃんに優しい気持ちを持てていない自分に嫌気がさしています。
こんな母親から生まれても幸せではないだろうと思ってしまっています。
結婚してからも独身の時のようにたくさん自由をさせてもらっていました。やりたいことは全てやれていました。実家で飼っているペットのお世話に朝晩帰ったりなどです。
いろんなことが怖くて怖くて、この子を愛せないのではないかと不安です。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
子供は自分を育ててくれます
お子さんを身ごもられて不安な気持ちを書いてくださりありがとうございます。
まず、ご妊娠おめでとうございます。
どんなに子供が欲しくても、なかなか妊娠出来ず、かなりの資金を使い不妊治療をされる方も多い昨今です。
無事に妊娠されたのであれば、まず喜びましょう。
卵子が子宮に着床しても、まだまだ安心ではなく、30歳以上の方の場合は20代の人より、流産の割合も高くなってしまいます。
ですので、先延ばしをしないで正解だったと思いますよ。
でも、そんなこと言っておいて何ですが、案ずるより産むがやすしという言葉があります。
生まれ出る運命を持った子なら、必ず生まれ出て来てくれます。
今は不安しか無いかも知れません。
でも、生まれてみると子供は意外と物凄く可愛いく感じるかもしれませんよ。
私も子供を産む時はかなり不安でした。30代半ばを過ぎていましたし、何しろ日刊の新聞の4コマ漫画を担当していたり、その他にも仕事を抱えていました。
そんな仕事が子育てで、出来なくなるのではという不安もありました。
確かに子育ては、とても大変なものですが、小さな命が生まれてくる奇跡を目の当たりに出来るのです。
それは、他では絶対に体験できない事ですよ。
子供を大事に可愛いく思っていると、自然に身体は動くもので、まさに自分が人間として、子供に育てられていると感じること多々ありました。私は人間として、本当に子供に育てられたと感じています。
確かに仕事も切られたり少なくなったりはしましたが、仕事などよりも、自分が起こす一世一代の大きな軌跡である出産がとてもありがたかったと感じています。
私の人生では、子供は幸運の塊に感じました。多くの幸運を子供が運んで来てくれました。
子供が産まれなかったら今の私はありません。
貴女も、どうか不安にばかり思わず、希望を持って奇跡の瞬間を待ってみてはいかがでしょうか?
出産後はホルモンの急激な変化でマタニティーブルーと言う抑うつ状態も起こると思いますが、旦那さんと一緒になら乗り越えられますよ。
今から旦那さんと話し合うことも良いと思いますます。
どうか、出産に心配ばかりではなく、素敵な希望も持ってくださいね。
貴女と旦那様との命を継いだ子供を貴女が産み出すのですから、素晴らしいことなんですよ。
合掌
質問者からのお礼
お忙しい中、ご丁寧に私の言葉に対して、お答えくださり、ありがとうございます。言葉を読んでいて涙が出ました。改めて自分の置かれている場所について考え直すきっかけをくださいました。私たちのもとへ来てくれた赤ちゃんのことを考えれば、なんてひどいことを考えていたのだろうと反省しています。まだまだ私自身は子どもなんだと思います。母になってわかる喜びをたくさん味わって自分の命も成長させていきたいと思います。赤ちゃんの未来が幸せであるように、頑張らないといけないなと思いました。何となく気分が落ち込むこともありますが、小さな小さな命を大切にできる人間であれるように、気持ち新たに進んでいこうと思います。思い切って相談してみてよかったなと思います。感謝しています。ありがとうございました。