今までの人生何だったんだろう
初めまして。
現在23歳の女性です。
私は高校受験に失敗し、実家は裕福でないのに私立に行くことになったため、結果学費が払えず中退しました。
そこからバイトしながら高卒認定を取り、20歳で通信制大学に入学しました。
ですが、大学に入る前に精神を病み、男性依存になったことにより、愛されない関係にしがみついたり、差し出したくない体を差し出したりしました。とても後悔しています。その時は、ただただ私を愛してくれる人に出逢いたいと思っていました。
そして、22歳の時、中学から仲の良かった本当に大切な男友達とお付き合いすることになったのですが、ここで私は最大の過ちを犯しました。
あんなにただ愛してくれたら幸せと思っていたのに、不安な気持ちを彼にぶつけ続けてしまいました。
彼は本当に優しくて、こんな温かくて信じられる人他にいなかったのに、私は彼への感謝の気持ちを忘れ、ただただ彼の優しさを踏みにじり、振られてしまいました。
これによって、私は大切な恋人そして昔からの大切な男友達を失いました。
傷ついた過去があったのに感謝をしないなんて本当に最低です。
また、単位の修得状況も危うく、4年でギリギリ卒業できるかという所です。
高校受験も、実家の経済状況をもっと考えていれば、挑戦せず絶対に受かる県立にして高卒で就職して親を助けられましたし、変な恋愛もすることもありませんでした。
何より本当に人としても男性としても出会えて良かった彼を自業自得で失って初めて気づいた愚かさ。
昔から思考停止で他力本願で、足元を見つめて自分の将来を考えてこなかった結果です。
今の私は何も残っていません。
こんな空っぽの過去をどうしていいかわからなく、友達にも言えないので気持ちを吐き出させていただきました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
歩みを止める必要はありません
こんにちは。
紆余曲折がありながらも、「バイトしながら高卒認定を取り、20歳で通信制大学に入学」したのですね。
あなたはとても努力家です。
その事実を事実として大切にしましょう。
あなたは「今までの人生何だったんだろう」と、人生を総合的に振り返って何も残ってないかのような感覚に陥っているのかもしれません。しかし、事実は事実、自分は努力した。そこを否定してはいけません。
あなたは、「ただただ私を愛してくれる人に出逢いた」かったのですね。その切実な心が伝わってきます。
その切望の中に、「中学から仲の良かった本当に大切な男友達」と交際をした。
しかし、「最大の過ちを犯し」た。
「ただ愛してくれたら幸せと思っていた」けれど、「不安な気持ちを彼にぶつけ続けて」、結果「彼の優しさを踏みにじり、振られて」しまった。
肝心な「不安な気持ちを彼にぶつけ続けて」という内容と程度はわかりません。
愛しているのかどうかという「不安」を繰り返し繰り返し、日に何度も感情的にぶつけていたのか。それとも「不安」を解消したくて、時々語り合いを求めたが彼がきちんと向きあってくれなかったのか。いずれかで話の方向性はだいぶ違います。
ただ、それを「過ち」と断じ切ってしまっていいのでしょうか。
あなたは純粋に「ただただ私を愛してくれる人に出逢いた」かったのです。
それは至極無理のない願いです。
誰もが抱く願望です。
その表現の仕方にまずさはあったかもしれません。
感情的になりすぎたか、彼の心情や状況(仕事)などに配慮しなかったか、話を嚙合わせる努力ができていなかったか。そういう反省点はあるでしょう。
しかし、あなたが「不安」に思ったのは事実であり、心の深い部分でつながりあいたいという交際関係ではごく自然なことだったのではありませんか。元彼氏さんがあなたを振ったからといって、あなたの方向性自体を否定する必要はありません。彼氏さんがあなたの「不安」をなだめる力量が不足していただけ、とも考えられるのですから。
あなたは、自分なりに人生を切り開いてきた。
愛されたいと思っている。
あなたは間違っていません。
「今までの人生何だったんだろう」と歩みを止める必要はありません。
「今までの人生」を意味あるものとしつつ、その延長線上を自分の足で感触をつかみつつ歩んでいってください(字数制限)
え?何か問題がある?
高校中退してから高卒認定を取り、通信制大学まで卒業が見えている段階ですよ。比較対象が少ないので分かりにくいかもしれませんが、全科目で高卒レベルの合格を取るのは、結構大変です。学校に行っていれば、先生も追試など救済問題も、甘くなるのです。ドライな認定試験では、案外、皆さん諦めています。あなたは成し遂げました。
通信制大学は、理解度を確認する試験だけでなく自分で論を立て自分で結論に持っていくことが要求され、先輩のレポートなど見本が手元にあるわけではなく、目に見えない指導教員との一対一の世界です。それで何とかなりそうなのは、大したものです。
学びについては、このように失敗があり、そこから復活して成し遂げようとしています。立派です。
交友関係は、まあ、誰でも失敗するのが当たり前ですね。こういうものは経験値がモノを言いますので、女性はしかしいつも体を求められるなど余分な心配をしなければいけませんので、安売りせずに、交流の仕方も身に着けていくと良いでしょう。
自分の世界に応じて、周りの世界も広がります。小学生の頃は、この中の誰かが結婚相手になるのだろうか?と考え、高校でも大学でも社会に出ても、この中の誰かが?などと考えてしまいがちです。高校、大学で出会いの少ない環境にいるあなたは、中学までに、あるいはたまたま出会った数少ない出会いに縋りつきたくなるかもしれませんが、世間はそんなに狭くないでしょう。
依存したくなる気持ちだけ気をつけましょう。あなたは今立派に成長している最中です。社会に出てもいろいろ困難が出てきますが、他の人も不完全だらけなので、まあこんなものかと受け流しながら歩むと良いと思います。
質問者からのお礼
藤本さん
ありがとうございます。
自分はなんてわがままで計画性がないのだろうかと落ち込んでいたのでそう言っていただけて少しホッとしました。
あまり自分を卑下しすぎず、客観的に見て地道に生きていきたいと思います。
次に恋愛をする時は依存心のコントロールに気をつけます。
本当にありがとうございました。
釋さん
ありがとうございます。
不安な気持ちをぶつけ続けというのは、前者に近いです。
振られる2ヶ月くらい前から会うたびに不安な気持ちをぶつけてしまい喧嘩ばかりだったので振られてしまいました。
もう一生会えないんだ、共通の友達とみんなで遊ぶこともないし彼の優しさはいつか他の女性に向けられるんだと思うと、本当になぜ自分は気づかなかったのかと悔やみます。あまり人と深く関わらない私にとって本当に大切な縁でした。
できれば来世で再開してやり直したいくらいです。
この後悔は消えることはありませんが、私がやってしまったことなので受け止めながら生きていきます。
本当にありがとうございました。