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いろいろなことが不安で辛い

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有り難し有り難し 11

かなり支離滅裂な文章になっていることをお許しください。
私は中学のときから不登校で引きこもりだったのですが最近このままではまずいと思い、脱却できるように少しずつ頑張り始めました。しかしここ最近毎日いろいろなことが不安で辛いです。
例えばコロナワクチンや政府への疑念、コロナへの恐怖、他の病気への不安、世界情勢、将来の不安など…。特にワクチンやコロナに関しての不安がとても大きいです。
私は正直今はワクチンを打ちたくありません。
ワクチンを打って重い副反応がでたりしたら…長期的な副反応も怖く、もし打って将来、副反応がおき死んでしまったら…と考えると本当に怖いからです。
だけどコロナに罹るのも怖く、打たないと今後受験などをするとき感染しやすくなるし重症化のリスクも高くなるし…どうしようかすごく迷っています。
他にもいろいろと不安すぎて将来、ワクチンを打った人たちが亡くなってしまい日本が近隣諸国に制圧されてしまったら…などといった完全に妄想としか言えないことも考えてしまいます。
毎日、明日を迎えるのが怖い。病気に罹るのが怖い。好きなものがあるからまだ死にたくない。でも今後生きていくのも怖い。もし輪廻転生があるとしたら死んでしまってももうこの世に生まれてきたくない。いろいろと考えてしまって本当に辛いです。この気持ちを和らげるにはどうすればいいと思いますか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「今、ここ」です

みお 様 相談ありがとうございます。

明日を迎えるのは怖い、コロナに成ったら、ワクチンうってどうにかなったら、
などなど、未来の不安が広がって辛そうですね。

そんな時は、「今この瞬間、瞬間を意識して、精一杯生きる」
ということが不安が解消できなくても、不安を意識せずに過ごせる方法と思います。「今、ここ」です。今、ここに集中することです。

例えば、不安な時は、身体の感覚・思考・感情はどんな状態でしょうか?
もしかしたら、身体が硬く、こわばって、起こっていない出来事を考え、恐いとか逃げたいような感情かと思います。
一方で、好きなことをしている時は、身体に活力が湧き動きやすくなり、取り組んでいる好きなことに集中して「今、ここ」を考えていて、楽しいとか、嬉しいとかの感情でて、興味もわいている状態かもしれません。

つまり、今、ここに集中することで、身体の感覚や考え方、その時の感情を、繰り返し、習慣づけていくことが、不安に襲われない方法といえます。

そして、不安に襲われそうになっても、そんな自分を否定せずに、そんな不安があるからこそ、人は「石橋をたたいて渡る」というような諺でもあるように、安全策をたてて生きていこうとしていると解釈して、出てきてしまった思い描く不安は、テレビのCMを見るようにサッと思考から流してしまって、また、今、ここ、の感覚に戻り、集中するようにしてみるとよいと思います。

さらに、集中した時に、何か達成感が出てきたら、自分を褒めること、自分にOKを出すことを繰り返すとよいと思います。例えば、好きなことで、小さな簡単な課題があったとしたら、その簡単な課題が出来た時に、「私はOK、よくできてる」と自分を認めることが、さらに不安から解放されるきっかけとなりますので、小さなこと簡単なことでも自分にOK、自分はできると思うように意識してください。
今、ここの積み重ねが、未来に繋がります。きっと大丈夫です。一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。今流行のマインドフルネスや座禅、瞑想や写経などするとより効果があると思います。宜しければトライしてみてください。解らないことや辛い時はいつでもご相談を!ご縁に感謝申し上げます。再礼

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質問者からのお礼

釋 孝修 様
ご回答ありがとうございます。
ご回答を頂戴した後「今、ここ」と意識してみると少し気が楽になった感じがします。まだ少し不安はありますがアドバイスを意識しつつ過ごしていこうと思います。
ご相談に乗っていただきありがとうございました。

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