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「普通」にあこがれてとてもつらいです。

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現在、年金暮らしの母と同居しています。
うちは母子家庭で高齢出産だったので、同年代と比べると
母の定年も10年以上早く、金銭面で諦めないといけないことが多くありました。
学生時代、母は口癖のように「お金がない」と言い続けていたため、
私も無意識のうちに「うちにはお金がないから無理を言ってはいけない」と
思い、大学進学も当たり前のように選択肢にありませんでした。

その時は特になにも思わず、「お金がないからしょうがない」と納得していたのですが、あと数年で30歳になる現在になってから、
「もし母子家庭じゃなかったら」「母が若かったら」「両親がそろっていたら」
「大学に行くという選択肢が選べていたら」と、もし一般的な家庭だったら、というどうしようもできない想像をしてしまうようになりました。
自分の周りの友達にはまだバリバリ働いているような年代の両親がいて、自分の好きなものを買って好きなところに行けるのに…どうして私は今からこんな不安を抱えながら生きなきゃいけないんだろう、と嫉妬のような、悲しい気持ちになります。

もちろん母にはとても感謝しています。
生活費もちゃんと入れているし、保険料や税金など、高額なものは代わりに私が支払っています。
でもやっぱり、友達はこんなふうにお金を代わりに払ったりしていないし、むしろ払ってもらってる子だっています。
1人暮らしをしてしまいたい気持ちもあるのですが、母が一人になれば到底今の
年金では暮らしていけません。見捨てることができません。
姉が一人いますが、到底頼れるような人間ではないです。

今更取り戻せない「普通」にあこがれてしまって、とてもつらいです。
大好きな母へ、疎ましいともいえるような感情を抱いている自分が嫌になります。
生まれて来た家庭はどうしようもないことは分かっているのですが、
テレビや街で大学生を見かけると自分と比べて辛くなるのが抑えられません。

どうしようもできない家庭へのコンプレックスやあこがれ、
これから生きる上での心の持ちようなどをご教授いただければと思います。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「もし・・・ならば~」は積極的に「放棄」しましょう。

 ゆきさん、こんばんは。冬は寒いですよね、私はどうもこの季節になると心身の状態がよくありません。循環思考で考え込むというか、そうです。思考を積極的に放棄すべきことが世の中にはあるのです。
 私も、いろいろと家族関係や人生(自身の選択=本当にすべて自己責任なの・・・?)でふと考え込む時期があります。どうせ、答えは出ません。特に、家族関係が絡むと非常に困難です。多分に死ぬ寸前まで「解決」はしないでしょう。だから、現状がお辛いようでしたら、積極的に放棄するのが最善(ベター=ベストとは言い切りません!)なのです。

「姉が一人いますが、到底頼れるような人間ではないです。」

よく分かってらっしゃるじゃないですか。このまま頼らずにいきましょう。家族であっても、ゆきさんの中心にあるのはゆきさんご本人なのですから、まずは何よりもご自身を大切に生きましょう。家族に淡い期待をもつのは危険だと僕は思いますけどね、いかがお考えでしょうか。
 取り急ぎ回答といたしますが、「1.自分(越えられない壁)2.家族3.他人」の構図ははき違えると面倒くさくなりますよ。何度もいいますが、家族には期待しない、私の心持ちも同様です。ではでは。

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~~~基本情報~~~ ● 不定期出没傾向にあり。眼瞼痙攣が酷い時はPCを積極的に避けますので、ご理解を。 ● 浄土真宗本願寺派僧侶(それなりに研鑽はつんでいる方だと思います。) ● 30代 ~ひとこと~ 人に媚びることは出来ませんが、人に寄り添う姿勢や、親身さは誰よりもあります。情が深いのだけが取り柄です。なんとなく、お悩み相談に満足できない・不信感のある方には、最善かと思いますので、ご縁があれば、どうぞよろしくお願いいたします。(傾聴/グリーフケア/学校教育(教師)/子ども)
■対応可能な時間帯:19:00~(要ご相談) ■専門分野:文学(修士)、教育学(学位) ■資格:浄土真宗本願寺教師、小学校教諭1種、中学校教諭1種(英語)専修(宗教) ■経験:僧侶としての傾聴・グリーフケア、小学校(3校)・中学校(1校)教師

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