hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

夢を諦められません

回答数回答 2
有り難し有り難し 9

20代後半の私には中学から諦めきれない夢があります。両親(特に母親)からは反対され続けています。今は会社員として勤めていますが、やはり、その「夢」を実現させたいと再熱してきています。
しかし、最近、夢に対して執着しているから自分が実現したいと思っているのか、本当にやりたいことだから実現したいのかわからずで悩んでいます。
また、両親も60代で病気にかかっており、地元から離れたら万が一のことがあった場合が不安です。
いろんなことを考えだしたらきりがないくらい頭がいっぱいいっぱいでなんだか気持ちが晴れません。

◎執着か、そうでないか、判断できず困っています。
◎私が地元を離れた後の両親の将来が不安で諦めるべきか悩んでおります。

支離滅裂な文で申し訳ございません。
この二点がもやもやしてる部分です。

2024年11月1日 16:20

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

思考するのではなく。心はもう気づいている

おいかわ様

はじめまして。
諦めきれない夢がある
素晴らしいですね!!

「したいことが何もない」「何をしたら良いのか分からない」に比べたら明確だなと思います。

タイトルの
「夢を諦めきれません」と
「私の煩悩」が見事に繋がっていますね!

例えば「成功」や「認められたい」は夢と関係がある気がしませんか?

おいかわ様は真面目で繊細でお優しい方なのか、お母様の指示が少々お強いのかな?という印象です。
お母様も不安が強いのか、
おいかわ様が遠く離れることが心配なのかも知れないですね(?)

人生一度切りですから
「したいことをしておいで〜✈」と送り出すのが理想だと思ってしまうのですが。もちろん、簡単に離れられないのも重々承知しています。私も親孝行はしっかりしたいと思いますから。
「執着」だと思われるなら「執着」になりますよ?
「こうしなさい」
「地元にいなさい」
「会社員をしなさい」などと抑えつけられたら
いつか何かの切っ掛けで
爆発するのではないでしょうか?
或いは症状になり心身に出る可能性もあります。

ご両親に反抗した方がいいとは申しておりませんからね。

おいかわ様が精神的に
自律、経済的な自立ができたときに誰からもコントロール・支配されない、
また支配しない
「本当の自由」を感じるのではないでしょうか?

本当の自分になれたら夢にもぐんと近づく気がします。

よくお悩み相談で聴くのは
「親は恋愛や結婚相手に反対と言う…さらに孫の教育にも口を出す…結局何もやりたいようにできない…〇〇だからと我慢ばかり…親が亡くなってから遅すぎると後悔…」

ピーター・ドラッカーの
有名な詩です

「もう一度最初から人生をやり直せるなら、春はもっと早くから裸足になり、秋はもっと遅くまで裸足でいよう。もっとたくさん冒険をし、もっとたくさんのメリーゴーランドに乗り、もっとたくさんの夕日を見て、もっとたくさんの子供たちと真剣に遊ぼう。もう一度人生をやり直せるなら。 だが、見ての通り私はもうやり直しがきかない。
私たちは人生をあまりに厳格に考えすぎていないか?」

95歳のドラッカーはもっとアイスクリームを食べたら良かったと仰っています。
興味がありましたら全文を検索してみてくださいね♪

その時の直感で上手く行くと思いますよ◎

2024年11月2日 2:51
{{count}}
有り難し
おきもち

はじめまして、薫衣(くのえ)きみこと申します。 私は、これまで心理...
このお坊さんを応援する

あなた自らが

拝読させて頂きました。
あなたは子どもの頃からの夢を実現したいと熱望しているのですね。しかしご両親が病いがちで反対なさっておられ、その夢は執着心なのか本当に実現したいことなのかわからず迷っているのですね。あなたがその様に迷われることはとても伝わってきます。
今のあなたの状況やご両親の状況は全くわからないです。ですから何が正しい選択なのか、どうするべきなのかはわからないです。
ご両親のことを心配なさることも当然かとは思います。ご両親のお世話なさる時間もあなたにとってはとても大切ですからね。
そしてあなたが今まで抱いてきた夢もとても大切かと思います。
正直なところ誰がそれを判断できるわけではないでしょう。
あなた自身がしっかりとご自分にお向き合いなさり、これからのあなた自身の意志や未来にお向き合いなさって自ら判断なさることかと思います。
どうなったとしてもあなたの心には後悔は残るでしょう。ただそれはあなた自身の判断としてあなた自らしっかりと背負っていくことです。
あわてることなくあなた自身で落ち着いてじっくりと考えてあなた自らご判断なさって下さいね。
あなたを心より応援させて頂きます。至心合掌

2024年11月1日 20:36
{{count}}
有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
このお坊さんを応援する

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ