回答 1
有り難し 6良い人になろうと、善を心掛けてようとすると悪い奴や嫌な奴が、ふとした瞬間に意地悪してきます(荒らしなど)そうすると私はそれを見てすごく悲しくなってイライラしてしまいます…不機嫌になります。そうなりたくないのに、あまり反応しちゃいけないのでしないように心がけますが、腹立ちます。
でも良い行いをするのはやっぱり正しいと思いますし…自分もあんな荒らしとかに影響されて墜ちたくありません。
ずるい人や悪い奴に意地悪されたとき、なにか自分の心を守るような良い考えはありませんか？
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
拝読させて頂きました。あなたがそう思われるのももっともです。あなたのお気持ち心よりお察しします。
この世の中や世界にはあなたがおっしゃるような悪意や悪徳や悪縁が渦巻いています。世界というか私達人間の心の中にはそのような極悪や愚かさやけがれた心があるのです。そのような悪意や愚かさを私達は持って生きていますからこの世を「穢土（えど）」つまりよごれたところと言うのです。
仏様はそのような悪意や愚かさは私達の煩悩や欲望によるものだとおっしゃっておられます。ですからそのような悪であるむさぼりやいかりや愚かさを捨てましょう、そのような悪を手放しましょう、執着を捨てましょうとおっしゃっておられます。
世の中は悪意に満ちてはいます。とはいえそれに気がついて善をしましょうと思うこともできます。
できればあなたもそのような悪意や悪縁は一切離れましょう、というか一切関わることも向き合うこともやめましょう。
そして善いご縁や善い心がけや善い言葉や善い行いを進んでなさっていきましょう。
あなたもどこかでお聞きなさったことがあるお経があると思います。「七仏通誡偈」というとても短いですが仏教の真髄を説いたお経です。善いことを心がけて行いましょう、悪いことは決してしないようにしましょう、自らの心を清めていきましょう、これが仏様の教えつまり仏教です。という意味です。
あなたは既にそのことをよくよくお知りになり実践なさっていらっしゃるのでしょう、ぜひぜひこれからもそのように善い心がけで生きて下さいね。そして悪意や悪縁から進んで離れて下さいね。
あなたがこれからもずっと善い心がけや言葉や行いをなさり、大切な方々との善縁に結ばれて毎日を心から豊かに心から幸せに生き抜いていかれます様にと切に仏様にお祈りさせて頂きます。至心合掌
ありがとうございます。お坊様の下さった言葉にとても癒されました。そして私もこれは他人事ではないように思えました。私はつい楽に流されてしまったり、先入観で決めつけてしまうくせなどがあります。だからこそ悪いことをする人が可哀想だと思ったりもします。他者にそうやってする事でしか慰められないのは並大抵の孤独と苦しみではないですし…周りが離れていく一方だと思うので。最近は私は私自身の闇や弱さと対峙することをしています。良心に従おうと心がけております…これも周囲の優しさのおかげなのだと、毎日のように思い返さないと忘れてしまいます。
お坊様の言う通り、誰にでも穢れはきっとあるのでしょうね。だからこそ、反面教師としてありがたいのかも知れません。周囲の人がいかに素敵な人だか思い知らされますので…。
眠る前に七仏通誡偈を調べてみようと思います。こういった言葉もまた縁なのかもしれませんね。
幸いにも、常識的な人や優しい人もいるのでもっと大切にしようと思いました。
お坊様もお心を安らかに過ごせますようお祈りしております。
