不倫の代償
先日不倫の事で質問をさせていただきました。
慰謝料も払い、こちらのやるべきことはやったのであとは向こうのご夫婦の問題と教えていただきました。
もがくような気持ちで接触禁止を守り、相手も周りからみると異常な位距離をとっています。不自然すぎて悲しくなりますが、これも自分の罪の重さと飲み込んでいます。
日に日に、相手がやつれていくのが目にみえていきます。こちらも体重が毎日落ちていますので、相手もご家庭できっと悩み悩んでるのかと思います。
こちらにはまったく気持ちが無いことわかっているのですが、相手の弱っている所をみると罪の意識が重くのしかかります。
なにもすることができないし、何かをするというのは厚かましい話です。
向こうのご家族が上手く行くことを毎日毎時間祈ってます。
ですが、ふと「あちらは私のことなど一ミリも何も感じてないのに。むしろこいつがいたせいでと思っているかも」と考えてしまいます。
この期に及んでまだ、相手の気持ちを欲している厚かましく汚い自分がいます。
早く早く解放されたいと思ってますが、この罪は一生背負わなければいけないのだなとも、忘れられないと何度も考えてしまいます。
この気持ちが解放されるときが来るのでしょうか
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分を責める必要はありません。
匿名希望さん
おはようございます。
お別れしても姿が見えるような環境は辛いですね。
Aさんと呼ばせていただきます。
不倫について。
不倫はよくない、という考えは
その通りですが、それをよくよくわかっていなくてはならない人間は
夫婦です。
人を傷つける、家庭を壊すことなどないよう夫婦ならば二人が仲良く向き合って生きるべきです。
たとえ絶世の美女が誘惑してきても
夫は断固拒否
どんな素敵な王子様が現れても
妻は断固拒否
であるべきです。
夫婦がちゃんとお互いを大切にして
向き合っていれば
どんな誘惑があっても
夫婦は壊れません。反省すべきは夫婦を壊した当人たちではないでしょうか?
それなのになぜ第三者である不倫相手が責められるのか?
一つはメディアです。
ワイドショーなどでは主婦の味方の番組作りをしなくてはいけません。
妻はかわいそう!不倫女が悪魔であるかのような番組構成をしますよね。
また、お国です。
離婚されては困るのです。離婚されるとお金がかかってしまいます。
ある弁護士さんがこんな記事を書いてました。
「世界基準で考えれば、第三者である不倫相手に慰謝料を請求することを容認している日本の法律はどこかおかしい。不倫問題は夫婦問題であり、慰謝料は不倫をした夫が全て払うべきですがね」
と。
私もそう思います。妻を裏切り、外の女性を傷つけた男性が一番の悪では?
Aさんがいなかったら不倫しなかったのではないのです。
AさんさがいなかったらBさんCさんなどほかの女性と不倫をし
家庭を壊していますよ、こういう男性は。
皆、不倫相手が悪い悪いと責めますが
メディア、法律、に踊らされ、不倫相手が罪なんだという古い固定観念をなんとかできんのかね?と思いますよ。
そんなわけでAさんは傷つけられた被害者です。
まだ彼の事に心が残ってしまっていますが、彼の家庭を壊したのも、彼が痩せていくのも、彼自身の責任です。
本当にひどい男なんです。
反省すべきは彼。
Aさんはそんな男に心奪われてしまった自分を否定ではなく、優しくしてあげてください。傷つけられたのはこっちです。
その傷を癒してやらなくては。
彼の家庭も体調も自業自得。Aさんはさっさと切り替えて新しい人生を晴々と送ってほしいものです。
質問者からのお礼
西條瑠真様
ありがとうございます。
世間ではこのような話はとことん批判をされて終わりですが、私が被害者と言ってくださるとは思っていなかったです。
不倫はやった方が悪、絶対的な加害者、加害者は滅びるべきという批判を山ほど読み、目の前が真っ暗になってました。
相手からの謝罪や気持ちは求めてはいけないと、求めて気持ちが書き乱されるのが刑罰だと思い込みました。
私も被害者という言葉を、涙を流しながら読んでます。悲しんではいけない、傷ついてはいけないと過ごしていました。
相手を見ても心が痛まないように、早く気持ちが消えるように、考えすぎないようにしようと思います。
相手は私のことなど切り捨てたいのなら、私も切り捨てるべきですね。
ふと、すぐに思い付くはずである「私がいなければ他の人に手を出していた」という結論を見逃していました。自分の殻に閉じ籠りすぎてました。全くその通りで、女好きである彼はきっと同じ運命を辿っていたのでは……と思いました。
本当に優しい言葉をありがとうございました。もう少し自分を、自分自身を大事にしたいと思います。自分で自分を悪者にしないようにします。