苦しみから解放されたいです
婚約者が亡くなってから2ヶ月が過ぎました。
毎日毎日彼のことを考え、泣いて、ぼーっとする日々です。
外に出るようにしましたが逆にしんどくなり今は再び引きこもりに。
友達からは悪気なく言われた言葉に傷つくことが多く、今はほとんどの子と距離を置いていて連絡も取っていません。
孤独と寂しさを痛感し、彼に会いたい気持ちしかありません。
毎日親の姿を見て、後を追うことを踏みとどまれています。
彼と同じように練炭で死のうか、それとも薬で死のうか…そんなことを考える時もあります。
自死の原因にもなった事情がトラウマということもあり、新しい人を見つけてお付き合いするなど考えられません。
本当に毎日が真っ暗です。
夜も未だに寝れません。
それでも自分がこうやって生かされているのもよく分かりません。
これからどうやって生きていくべきでしょうか?もういろんな苦しみから解放されたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
人それぞれに寿命がある
自殺者の9割は「うつ」等のメンタルヘルス不調を患っていると言われます。
風邪をひくと鼻水やせきが出るように、病気の症状として死にたい気分になる。
彼の死も、脳・神経の病気の症状(セロトニンの分泌バランスが崩れるなど)による行動だった可能性が高いです。
病死なのだから、それは彼の寿命(生きるのに必要な諸条件)が尽きたのです。
さて、では今のあなたはどうでしょうか?
自殺願望が何日も続いているのなら、それは神経の体調不良という医学的要因によるかもしれない。
まずは医療機関を受診してみて下さい。
風邪が治れば熱が下がるように、脳・神経のバランスが回復すれば死にたい気分が消えるかもしれません。
なお、仏教的には、過去や未来に関する妄想雑念は推奨しません。
過去は過ぎ去りもう無い。
未来は未だ来たらずまだ無い。
そして、出会いあれば別れがあるのは自然なこと。
保育園児のときに食べそびれたお菓子のことを思い出しても、過去のお菓子は戻ってきません。しかし、今、新しいお菓子を買いに行くことはできる。
諸行無常の現実をありのままに受け入れ、過去への旅をやめて「今・ここ」の現在に意識を帰せるならば、悩み苦しみストレスは減り、メンタルヘルス不調になるリスクも減ります。
亡くなった彼も、過去や未来への妄想雑念に取り憑かれやすく、欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩(苦しみの原因)の操作が下手くそだったのではないですか?
あなたの寿命はまだコントロールできます。彼の寿命に合わせる必要はありません。
誰にでもプライドの煩悩があり、自分は正しいと思いたいのです。
つまり、死にたいと考えている自分(鼻水などの症状と同じ一時的な気分)をも正しいと思いたくなるのが煩悩です。
煩悩をスキャンする理性を持ちましょう。
最後に、彼の冥福(来世で幸せになる)を祈って
合掌
南無阿弥陀仏
追記
メンタルヘルス不調のせいであると考えることは、彼を責めなくて良い(彼のせいではない)という意味になります。
過去の質問も見ております。
あなたの苦しみをおっしゃって下さい
拝読させて頂きました。
あなたが彼のことを思い涙を流しておられること、悲しみやさみしさの中であとを追ってしまおうと思われていること読ませて頂きました。また人とのコミュニケーションを取られる中でも傷ついてしまい、人とのお付き合いなさることも辛くなってしまうことも読ませて頂きました。
今もあなたの心の中で彼への思いがあふれているのですね。あなたのその思い全てとは申しませんけどもあなたのその思いを心よりお察しします。
今もあなたの心の中では彼は生きていらっしゃるのかと思います。彼は亡くなられ身体はなくなってしまったかもしれませんけれども、今もあなたの心の中で生きていらっしゃるのでしょう。
彼へのその思いがあなたを苦しめているのかもしれませんけれども、あなたのその思いを宜しければどうか少しずつでもお聞かせ下さい。そしてあなたの心中から出していってみて下さいね。
あなたがどう生きるのか、どの思って生きるのか、彼への思いをどうなさっていかれるのかは私にはわからないですけれども、あなたのお気持ちを伺うことはできると私は思っています。
そして彼が安らかになります様にと心から祈っています。
繰り返しとなってしまいますが、彼は仏様のもとにて様々な迷いや苦しみからも救われて心穏やかに安らかになられています、穏やかに円満にご成仏なさっておられあなたを優しくお見守りなさっていて下さいます。
あなたのその思いをどうか心から彼に手を合わせてお伝えください。
また以前にもお話させて頂きましたが、「分かち合いの会」等でもあなたのお気持ちをお話なさってみてはいかがでしょう。
https://bouzsanga.org/share/
https://www.kyoto-jsc.jp/
あなたは決して独りではありません。ここでもあなたは私達とのご縁を結んでいます。あなたの思いをどうか分かち合っていきましょう。
あなたを心よりお待ちしています。
質問者からのお礼
回答したいただいてありがとうございます。彼が自死した理由は「うつ」ではありません。自責の念で「自分は死ななくちゃいけない、償う」という理由で死を選びました。本当は彼は生きたかったのです。私よりもこれからの未来を楽しみにしていました。1番最初の相談で書いて、それ以降の質問では他のお坊さん方はその投稿を見てから回答して下さいました。大変失礼ですが、願誉浄史さんも回答なさるのが「下手くそ」だと思います。相談したのは私ですが、私の事だけでなく、彼のこともバカにされているような気分になりました。本当に心底憤りを感じます。もう二度とこんなサイトは利用しません。