時の流れの速さが怖い
時の流れの速さを最近特に感じ、とても怖いです。
昔から「時が経つのは早い」と言いますが、成人してからそれがよくわかるようになりました。
今も楽しいですし、楽しくしようと頑張っていますが、どうしても昔のことを思い出してしまうことが多々あります。今にはない昔の楽しさ、そして「昔には絶対に戻れない」時の流れの不可逆性をつくづく感じます。そしてそれはとても怖いことのように思えてきます。
「昔が懐かしいなぁ」とか「昔に戻りたいなぁ」といった回顧の気持ちならまだよいのてますが、「昔には絶対に戻れない」事実を受けて、得体の知れない恐怖とやがて必ず訪れる「死」を無意識に考えてしまいます。
昔を懐かしむようになったとき、それに何か恐怖を持ったとき、どのような気持ちでその感情に向き合ったらよいでしょうか?
今と未来だけ見て生きていくことは、やはり難しいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
焦りは安心を燃やす炎
拝
怖いよね
物質(身体)は時間を刻む時計
歳を重ねれば頭の回転も遅くなるし
行動も段々落ち着いてくるから
段々と時間が短くなる
確かに死が迫るようで怖いよね
でもよく考えてみると
死との距離は以前と何も変わってない
いつ終わるかもわからないまま
なのに不安感だけが増大する
時間は本来利便性のため存在している反面
度々人を恐怖に陥れます
妄想とその恐怖感は「焦り」から生まれる
そのくらい「焦り」とは判断を狂わせる猛毒なんだね
焦りから逃れる術だけれども
心構えで対応するのは難しい
心は身体と深い意識と本能と反応によって形成されていて不安の源だからね
仏教ではその心をコントロールしようと座ってみたり勉強したりする
心をコントロールするには
行動をコントロールします
手始めに吸う、吐くという単純な呼吸動作をコントロールします
無意識にする呼吸を意識的にするだけのトレーニングです
どんな環境でもOK
いろんな効果があって効果の程は割愛しますが
少しできるようになると
不安感は無くなります
不安というのは己や環境をコントロールできていないからこそ生まれます
一番基本的な呼吸すら私達はコントロール出来てない事を知る事は学校の勉強より大事な事です
他には
時間を充実させる事だろうね
好きな事が無くても
料理覚えたり
掃除したり
選択したり
普通の事を楽しみながらやってみる
外を出歩く
人と出会う
人と話す
新しい事に挑戦する
運動する
ボランティアとかもしてみる
当たり前だけど
フィジカルとメンタルは一つだから
どちらも人生を充実させるためには必要です
そもそも人生が充実してないから焦ってるんだからね
大事なのはそこね
今しかない時間をもっと楽しんで
合掌
質問者からのお礼
お返事いただきありがとうございます。
「焦り」という言葉はまさに私が感じていた感情だと思います。
心と行動、メンタルとフィジカルをコントロールするというのは考えたこともなかったです。難しそうではあるけれど、何か実践してみたいと思います。
相談してみて、自分では気づけていなかったポイントが明らかになりました。本当にありがとうございました。