大切な人を亡くした後悔、供養
自分の母親が仕事で忙しかったので、叔母が子供だった私のことを母親のように世話してくれ、可愛がってくれました。
叔母は独身で、晩年は田舎に家を買い、1人で住んでいました。この頃、私は育児など、自分にもゆとりがなく、離れた叔母のことを気にかけずにいました。
母親から叔母が足が不自由なことや、病気をして、不自由な生活をしている。ことをいわれていたのに、連絡を後まわしにしてしまいました。先日、突然、叔母の訃報がありました。
葬儀の後で、叔母が1人で暮らしていた家に行きました。別荘地ということもあり、周りは空家だらけで、こんな所で犬と叔母で暮らしていたんだなと、涙が溢れてきます。
生きている間に、叔母の存在が大切だったことに気付けず、会えないとしても、手紙等で連絡しなかったのかと、後悔で自分を責めて、涙してしまいます。
もう、叔母はいないし、何もできないですが、供養になるようなことはありますでしょうか?
私はこの後悔からどう立ち直ったらいいのでしょうか?アドバイス、頂きたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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心からお祈りさせて頂きます
拝読させて頂きました。
大切な叔母様がお亡くなりになられてあなたがとても悲しい思いをなさっておられること、様々深く後悔なさっておられることを読ませて頂きました。心よりお悔やみ申し上げますと共にあなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
あなたにとってその叔母様はかけがえのない大切な方だったのですね、幼い頃あなたは叔母様に世話されながら大切に育てられていらしたのでしょうから、叔母様がお亡くなりなられたことで改めてあなたと叔母様との関係を見直されたことでしょう。本来なら生前中にもっとお会いなさって様々なお話しなさったり一緒にお過ごしなさる時間も作って差し上げたかったでしょうからね。
とはいえ人間は毎日生活している中でなかなか大切なことを忘れていたり忙しさにかまけてないがしろにしてしまうこともあるものです。あなたが後悔なさっておられる様なことやお気持ちは多くの方々が実際に感じることですし、亡くなられた後から気がつくことでもあるのです。
叔母様が心安らかになります様にと心よりお祈り申し上げます。至心合掌南無阿弥陀仏
叔母様は必ず仏様に導かれて先にいかれた親しい方々やご先祖様が優しく叔母様をお迎えなさって下さいます。叔母様は仏様のもとで一切の迷いや苦しみやさみしさからも救われて心から安心なさいます。ご先祖様方と一緒に穏やかに円満にご成仏なさっていかれます。叔母様はご先祖様方と一緒に穏やかにあなたやご縁ある皆さんをこれからも優しくお見守りなさって下さいます。
あなたのその悲しみや後悔は消えないでしょう。どうか叔母様が心から安らかになります様にと心を込めてお祈りなさって下さいね。
あなたの叔母様への祈りは必ず仏様や叔母様に届き、叔母様はあなたを優しく受け止めて下さいます。そしてあなたをあたたかくお見守りなさって下さいます。あなたと叔母様とのご縁はこれからもずっと続くのです。
いつの日かあなたがその天寿を全うなさる時にも必ず仏様がお導き下さり、叔母様がご先祖様と一緒にお迎えなさって下さいます。そして共に喜び合い分かち合うことでしょう。
あなたがこれからもずっと叔母様とのご縁を大切になさりながら皆さんと一緒に和やかに心豊かに生き抜いていかれます様に切に叔母様に祈っています。
質問者からのお礼
お返事ありがとうございます。
優しいお言葉に少し救われました。