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言葉で傷つけてしまったようです。

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とある約束があり、私は恋人がそれを破ったように感じ、その日は1日気分が暗いままでした。
その後、彼に「今日テンション低くてごめんね」と伝えたところ、彼自身に原因があるとは微塵も思っていないような返答をされ、
これでは良くないと思い、改めて「実は今日はちょっとガッカリした」と伝えました。
このガッカリは私が彼に約束を破られて悲しかったという感情と、彼が少しくらいならいいだろうと私のいる前で(彼的には私が寝ていると思いその行動をしたけれど、私は寝ていなかった)私の嫌がることをしたということを含めて伝えた言葉でした。
その前に喧嘩まがいになったときに、お互い正直に過ごそうということになったので、伝えた次第でした。

この約束が果たされなかった件に関しては、お互い約束の認識が違ったということで話は終わったのですが、
彼には私が『そんな酷い言葉をいう人』という風に思ったそうで、大変ショックを受けたようです。そのため、そんな人とは一緒にいたくないとのこと。

彼自身、甘やかされて育った上に言葉に敏感という自覚はあり、以前も私との会話の中で世間一般には日常的な言葉であっても、過剰に解釈する傾向はあり、マイナスな言葉に関して免疫が無いのは知っていました。
たしかに「ガッカリした」と人に言われるのは私自身もショックは受けます。
ただ人にガッカリさせてしまったのは自分の非である以上、今後は起こさないように言動や行動を改めようとすると思います。
(ちなみに彼の主張としては、約束の認識が違った分、自分は何も悪いことはしていない、私が勝手に傷ついただけだと思っているようです)

彼自身の行動で私がガッカリした事実はあるのですが、今後どのようにしたら彼の中の『そんな言葉を使う人』というイメージを払拭できるでしょうか。
この言葉を使ったことに関して、謝っても謝りきれないほどの謝罪は行いました。ですが、彼に信じてもらえていない、幻滅しているようでしたので、今後のアドバイスをいただけると幸いです。

2023年1月6日 11:37

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

大丈夫です。彼に優しく接して下さいませ…

 今後も彼とのお付き合いを続けていきたいんですよね。
 だからこそ、あなたは謝るという行為はもう為さっていらっしゃる…ならば、後は行動あるのみでしょう。
 彼の前で明るく振る舞いましょう。楽しい雰囲気を作り上げていきましょう。
 「なんでそんなに明るいんだ。自分は怒っているんだ」…と彼が言い出しても、笑顔を忘れないで下さい。笑顔で「ごめんね。あの時にあんなこと言って。本当に悪かった…許して」とおっしゃって下さい。
 多少彼からその後もつつかれても、決してあなたが怒ってはなりません(…それくらい言ってくるのは想定内と思っていれば大丈夫です)。
 残念ながら発した言葉はもう戻せません…ですから『そんな言葉を使った』事実は無くせないのです。
 でも、人には忘却という特性があります。もちろん記憶力の良い人もいて、それはそれで困るのですが…。
 だから今後 彼の記憶に「上書き」しましょう。あなたの優しさを、穏やかな笑顔を、温かい言葉を…何度も何度も彼の脳にしっかりと上書きして、今回の記憶を思い出せないようにしましょう。
 それらの行動はあなたにとって彼がとても大切で、これからも一緒に居たいという強い気持ちがあれば出来るはずです。
 少なくともあなたの側では、今回の彼との気持ちの行き違いを忘れましょう。蒸し返すことも止めましょう。
 あなたにそれが出来れば、今回の件は収まりますよ…後は時間が解決してくれます。
 大丈夫です。仏様があなた方を優しく見守って下さっています…。

2023年1月6日 21:19
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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

ご返信遅れて申し訳ありません。
蒸し返さず、良い記憶で上書きするというアドバイス、とても役に立っております。
心が軽くなりました、ご回答頂き本当にありがとうございました。

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