彼が私の過去を受け入れられない
20代後半女です。最近、6歳下の大切な彼ができました。愛に溢れていて、賢くて、努力家で、人としても男性としても尊敬していて、彼とゆくゆくは家庭を築きたいと思うほどに大切です。
彼にとっては私が初めての彼女、キスも体の関係を持つのも初めてでした。外国人で宗教の関係もあり、真剣な付き合いでない限りそういうことはしないという信念で生きてきたそうです。その時は二人ともすごく幸せで、彼も人生で1番幸せと言ってくれました。
しかし最近過去の恋愛の話になり、私も誠実な彼に嘘はつきたくないので過去のことを正直に打ち明けました。
私は7年前に、精神的な辛さから(自殺願望などあったくらいの)自暴自棄になった時があり、10人ほど適当な人たちと体の関係を持ったことがあります。その後立ち直ってからも、すぐ彼氏をつくったりデートを繰り返しました。その中には既婚者も20歳上の男性もいます。
このような過去があることを、彼にとっては生理的にも倫理的にも受け入れ難く、かなり苦しんでいます。セフレや父親の年齢の男が抱いたって思うと、その事実を受け入れられるまではセックスはできないと言われました。キスやスキンシップはそれでもしてくれます。彼がそう思うのは当たり前と思います。
私はこの過去のことで数年苦しみ、後悔し、何年もかけて少しずつ自分を許して受け入れて、やっと前に進めるようになったところまで来ました。彼の考えは理解しつつ、自分の中では消化したトラウマに今また直面しないといけない、そして大好きな人に受け入れてもらえずジャッジされたことがショックで、お互いに傷ついてしまいました。
これはどうにもならないから、もう別れようと提案しましたが、お互い本気で好きだし、彼は自分の中でこの件を受け入れられるかどうかしばらく闘ってみたい。だから時間をくれと言われました。
私にとっては、彼の努力を嬉しく思う反面、彼の判断を待つということが、判決を待つ罪人のようで苦しいです。自分が何年もかけて消化してきたトラウマがまた目の前に現れ、ぶり返してきました。
もう別れるしか無いのでしょうか?彼が私の過去と向き合うのに、私は一体何ができるでしょうか?また、心が潰れないためにどういう心持ちでこの期間を過ごせばいいでしょうか?
私は幸せになること、許されないのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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大切なそれぞれの人生ですからね
拝読させて頂きました。
あなたがその様な状況で彼を待つことはとても苦しいと思います。
彼の生き方や考え方や価値観がこれからどの様になるのかわからないですから余計にあなた自身過去を悔やみご自分のことを責めてしまうことにもなってしまうのではないかと思います。あなたのその様な辛いお気持ちを心よりお察しします。
私達人間は間違いを犯さないものは誰一人としておりません、それは些細なことでも重大なことでもです。それが私達人間です。その様な間違いを犯してしまう私達のことを仏様や神様やご先祖様は全て受け止めて下さり、受け入れて下さり、寄り添って下さいます。
あなたのことも仏様や神様やご先祖様は優しく受け止め受け入れ寄り添って下さいます。あなたの辛いお気持ちに寄り添って支えて下さいます。そして善き考えや言葉や行いをなさる様にとお導きなさって下さいます。
あなたはこれからもずっと仏様や神様やご先祖様に見守られながら生きていくことができるのです。ですからどうか先ずはいたずらにご自分のことを責めたりおとしめないで下さいね、あなたは本当に尊く大切な人なのです。同様に彼も尊く大切な人ですからね。
あわてることなくあなたのその思いを彼にゆっくりとお話しなさって下さい、そして彼の思いもお話しなさってみて下さい。
それぞれに生き方や考え方や価値観はあるでしょうからね。
人間ですから考えを変えることも改めていくこともあるでしょうし、やはり変わらないことも変えられないこともあるでしょう。
これから落ち着いてゆっくりとお話しなさっていきましょう。お互いを思いやり尊重なさっていきましょう。
あなたや彼がこれからの未来をお互いに理解し合い尊重し合い思いやりながら大切な人生を心から豊かにおおらかにそして心から幸せに生き抜いていかれます様にと切に仏様や神様やご先祖様にお祈りさせて頂きます。
質問者からのお礼
見つけてくださり、寄り添うような優しいコメントをいただきありがとうございます。
彼が苦しんでいるのだから私も逃げずに苦しまないと、とどこかで思っていたのだと思います(まだ少し思っていますが...)。自分を責めなくていいんだと、これからは善き考え、言葉、行いをすることに注力しようと思えました。
彼の思考や決断がどうであれ、私が心の中での自分への価値を揺らがすことがなければ、自分を守りつつ彼を待つことがもう少し、あと数ヶ月は、できると思います。彼も私も自分の心の中と闘いつつ、たくさん話し合って、後悔ない決断をしたいと思います。
ありがとうございました