悲しんでいる人への声かけ
先日、私の祖母(97歳)が骨折し入院、その後肺炎により亡くなりました。
約14年間祖母と暮らし、介護や身の回りの世話をしてきた私の叔母は自分のせいで祖母が骨折したんだ。入院しなければもっと生きていたのに。と、自分を責めています。そして、寂しい寂しいと泣いています。
私は、遠方に住んでいるため頻繁には叔母の元へは行けません。
遠く離れた所に犬1匹(祖母にとても懐いていた)と精神的に落ち込んでいる叔母だけしかいないと思うと心配でなりません。
また、自分を責めている人へどんな声かけや接し方をしたらいいのでしょうか。夏に49日法要の際に叔母に会うので教えていただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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言葉と時間が合わさった時、きっと…
拝読いたしました。叔母さまは14年間、一緒に生活され、介護もされていたとのことですので、いろいろな募る思いがあると思います。これはちーさんにもわからない叔母さまだけのおばあさまとの思い出があるので、軽はずみなことも言えないかもしれませんが、ちーさんなりのお言葉をあまり深く考えずにかけてあげたらいかがでしょうか。
無責任なことを言っているように思われてしまうかもしれませんが、人の死による様々な感情の問題は、少なからず時間が必要であり、また時間によって緩やかに緩和されていくように感じます。
今は亡くなってしまったことによるショックや寂しさで自分を責めていらっしゃいますが、冷静に考えるようになれてくれば、97歳まで生きれたのは叔母さまのおかげだよとか、本当に立派でしたね、とかお疲れさまでしたとか、少なからず何度も言われていくでしょう、その言葉と時間とが合わさって、叔母さまも自分の中で折り合いがつけていけるのではないでしょうか。
叔母さまの性格等も存じない私が差し出がましいことを言ってしまっているかもしれませんが、何一つ悪いことをしていないことだけは、亡くなったおばあさまがきっと叔母さまに何らかの形でお伝えしてくれる、そう信じます。
ちーさんの叔母さまを心配するお気持ちはとても尊いです、その優しい、温かい気持ちのままの素直なお言葉をかけ続けてあげてください。きっと大丈夫だと思います。
合掌
質問者からのお礼
僧侶様の回答を何度も何度も泣きながら読み返しました。
時と共に緩和されることを私も願っています。
ありがとうございました。