大切な恋人が辛い思いをしています
来年度就職する大学生です。2年以上交際している同級生の彼氏がいます。いつも私に寄り添い支えてくれる、とても優しい彼です。先日、来年度からの内定先がわかりました。私達の学部は専門職を目指す学部で、全員の内定先が一斉にわかる仕組みとなっています。私は有難いことに、希望していた場所での内定が決まりました。ですが、どうも連絡の文面を鑑みるに、彼は内定先が決まらなかったようです。文面から、発覚してからすぐ再度就職活動をしているようで、今も頑張っているようですが、何もできない自分への不甲斐なさ、彼の状況を聞く前に呑気に自分の内定先を報告してしまったことへの申し訳なさ、何より彼が辛そうで、その状況にいることが耐えられず、涙が止まりません。傲慢かと思うのですが、彼の力になりたいです。どのようにして彼を支えてあげれば良いでしょうか。
自分に自信が持てない
お坊さんからの回答 2件
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慈悲の心で
相談いただきありがとうございます。
りふさんが涙を流すほど彼のことを思っている、その気持ちはまっすぐでとても尊いです。
けれど今の彼にとっては、「優しい言葉」さえも重く響いてしまう時期かもしれませんね。
男性は、自分が守りたかった相手に先を越されるとき、愛情よりもまず「自尊心の痛み」を感じてしまうものです。
その痛みは誰かの言葉で癒すより、時間と静かな信頼によって少しずつ癒えていきます。
心のあり方は人によって違います。
もし、りふさんの彼がプライドの高いタイプなら、彼に必要なのは慰めではなく尊敬です。
彼の努力や姿勢を信じ、そっと見守ることが一番の支えになります。
一方で、自信を失って自分を責めているタイプの男性には、「結果よりあなたがいることが嬉しい」と伝えるような、穏やかで温かい言葉が安心を与えます。
ただし、「大丈夫」「頑張って」などの強すぎる励ましは、かえって負担になることもあります。
負けず嫌いで闘争心の強いタイプの場合は、励ましよりも対等な関係を保つことが大切です。
あえて普通の会話を続けることで、彼の中に“まだ勝負できる自分”という誇りを保たせてあげられます。
そして、感情を共有したいタイプの男性には、共感しながらも感情に巻き込まれすぎないことがポイントです。
「あなたがどう感じているか知りたい」と、相手の内側を尊重する姿勢が、心のつながりを守ります。
どのタイプにしても共通しているのは、彼が自分の価値を取り戻すための時間を、りふさんが静かに見守ることだと思います。
それは何もしていないように見えて、実は最も深い支えです。
仏教には「慈悲(じひ)」という言葉があります。
「慈」は相手を幸せにしたいという心、「悲」は相手の苦しみを自分のことのように感じる心です。
りふさんはいま、その両方を生きています。
どうか焦らず、彼を信じて待つ貴女自身の優しさも、そっと労ってあげてください。
優しく見守ってあげて下さいね
拝読させて頂きました。
大切な彼が内定が決まっておらずきっと辛い思いをしているのではないかとあなたは思っているのですね。詳細なあなたや彼のことはわからないですけれど、あなたがとても心配なさっていることは伝わってきます。あなたのそのお気持ち心よりお察しします。
そうですね、彼の内定が決まっていないのにあなたが内定報告して彼もとても気にしているかもしれません。彼の心の中はどんな感じなのかはわからないですが、もしかしたら彼に配慮することも必要だったかもしれません。
今は彼が就職活動がんばっているでしょうから、かげひなたと応援なさって下さいね。きっと彼には新たなご縁が巡ってくるでしょう。そして彼は内定が決まっていくのではないでしょうか。
どうかあわてずに優しくお見守りなさっていて下さいね。きっと彼もあなたの優しさに気づいてもっと頑張るのではないかと思います。
あなたも彼も就職が決まりこれからの未来が広がっていき、新しい出会いの中で多くのご縁に恵まれて成長なさっていきます様に、あなたと彼がこれからもお互いのことを心から尊重し思いやりご縁を深め合って助け合い生きぬいいていかれます様に切に祈っております。そそてあなたや彼を心より応援させて頂きます。至心合掌m(__)m



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