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お札について回答受付中

回答数回答 2
有り難し有り難し 10

午前中、娘の厄祓いをしてもらいお札をいただいて帰りました。

途中で食べて帰る予定でしたが、混んでいたため諦め、家に帰って食べることにしました。

13時過ぎに家に着き、朝も食べていなかった為、お腹が空いており、先に昼ごはんの準備をしていたところ、夫が「お札を壁に貼るのが先だ!」と怒鳴りました。うちは神棚を置いていないので壁に貼るよう記載がありました。
粗末に扱ったわけではなく、後からちゃんとするつもりでしたが、胸ぐらを掴み投げ飛ばされました。
夫の言ってることはまちがってないですが、そんなことくらいで神様は怒らないだろうし、怒鳴ってまで言うことなのか理解できません。
夫も、先にご飯の準備をする私の行動に理解できないと思います。
私の実家は信仰心があまりなく、家に神棚もないですし、神様に毎日手を合わせる家ではありません。そういう習慣がないのも、夫からすると普通ではないようです。

2026年1月17日 15:09
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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

暴力で人を傷つけることは、神仏が最も悲しまれる行為です。

この度は大変恐ろしい思いをされましたね。お怪我はございませんか。心身ともにお辛い中、ご相談くださりありがとうございます。

まずお伝えしたいのは、神様や仏様が「食事より先にお札を貼れ」とお怒りになることは決してないということです。 仏教でも法具を大切にはしますが、形式よりも「心を大切にすること」を重んじます。空腹の家族のために食事を用意する、その「命を慈しむ心」こそが、何より尊い行いであり、神仏の御心に叶うものです。

一方で、旦那様の暴力は看過できません。どのような理由、信仰心があろうとも、暴力で人を傷つけることは、神仏が最も悲しまれる行為です。「厄祓い」をして平穏を願ったはずが、家庭内で恐怖を生んでしまっては本末転倒ではないでしょうか。

今はご自身の心と体の安全を第一にお考えください。暴力はどのような理由があっても正当化されるものではありません。仏様は、悲しみの中にあるあなたにこそ寄り添ってくださいます。どうかご自分を責めず、ご自身を大切になさってください。


縁起寺 釋聴法

2026年1月17日 19:28
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有り難し
おきもち

真宗木辺派 縁起寺 衆徒 (僧侶/教師) 高等学校教師歴38年,理系,専門は電気工学・情報工学, 現在は真宗木辺派僧侶
お悩みの相談は全般的に対応します。(下記を参照して下さい) 相談時間は、月・木・金・土・日曜日は、8:00~20:00です。 火曜日と水曜日は18:00~20:00での対応となります。 翌日以降で、他の法務等がなければ、できるだけ迅速に対応させていただきます。 元高等学校教員ですので、将来の進路や転職に関する相談などにも対応いたします。 現在も非常勤講師を行っているため、少々対応にお時間をいただく場合もありますが、できるだけ早く対応できるように調整いたします。 ◆職場や学校での人間関係がうまくいかない ◆ストレスや不安で日々の生活に支障がある ◆無気力で、人生の目標を見出せない ◆卒業後の進路を決める事ができない ◆別れた交際相手の事を忘れる事ができない ◆家庭不和で毎日の生活が辛い ◆家族や大切な人を亡くして心の整理がつかない ◆何事も悪い方向に捉えてしまい、自己嫌悪に陥っている ◆ついつい他人に辛くあたってしまい、後悔を繰り返す ◆毎日充実した日々を送れるように、仏教の勉強がしたい など、上記はこれまでの相談の例(ハスノハ以外を含む)です。

夫が自分で貼ればよい

欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩は悩み苦しみストレスの原因になります。
宗教の慣習への執着はプライドの煩悩の一種だと言えます。
それに連動して怒りの煩悩も発動すれば、自分と他人のストレスの原因になりますね。
だから仏教的には、あまりこだわる必要はないのです。
宗教的な慣習は、クリスマスやハロウィンみたいに適当に楽しんだり、家族や親戚が集まって交流を深めたり一緒に食事したり思い出作りをするための良い機会ではありますが、そのためにプライドの煩悩や怒りの煩悩を誘発するのは、仏教的には「悪」(自他の悩み苦しみの原因になる言動)でしょうね。
宗教的な慣習は「趣味」や「レジャー」の一種だと思って、それが好きな人はやれば良いのです。
つまり、お札を貼る趣味があるのは夫なのだから、夫が自分で率先して貼れば良かったのです。
まぁ、怒りや悲しみが生じているときは、何らかの煩悩が起動しているときですから、「夫も煩悩で苦しんでいるのだな、お気の毒に」と慈悲の眼差しで多目に見てあげましょう。
夫が自分で貼らずにあなたに貼らせようとしたのは、怠けの煩悩のせいでしょう。
怠けの煩悩も自他の悩み苦しみストレスの原因になりますね。
理想は
夫「先にお札を貼った方がよい」
妻「ごめん、食事の準備に気をとられて忘れてた」
夫「大丈夫大丈夫、俺が貼るよ」
妻「ありがとう」
夫「こちらこそ(食事準備)ありがとう」

2026年1月17日 18:25
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

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