試験ができなかった回答受付中
ずっと勉強している資格試験を終えましたが、今までの勉強の成果を発揮できず、後悔の念に駆られています。
これまでの時間は何だったのか、無駄だったのかそもそも向いていないのか。
周囲の人ばかりが先に合格します。
今までできていたことができない。
これは努力不足なのでしょうか。
まだ自信がない、板についていないのでしょうか。
チャンスはもちろんあります。
入試試験というわけではないですから。
でも、だからこそ何回も受けたらいいという話ではないのです。
バツ印を繰り返す自分が嫌になるのです。
本当にしんどいです。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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目先の「合格」という結果ばかりに心を囚われないこと
これまで長い期間、資格試験のために真摯に努力を重ねてこられたのですね。だからこそ、今までの成果を発揮できなかった時の悔しさや、「バツ印を繰り返す自分が嫌になる」という辛さは計り知れません。「これは努力不足なのでしょうか」とのご質問ですが、そうとは言い切れません。日々の生活や職務と受験勉強という2つの事を同時にこなすのは大変難しく、苦戦して途中で断念される方も多くいらっしゃいます。思い通りにいかないからといって、あなたご自身ばかりを責める必要はないのです。
今、本当にしんどいお気持ちだと思いますが、ここで少し視点を変えてみませんか。そもそも「資格」とは、それ自体を得ることが最終目的ではなく、何かを成し遂げるための「道具」や「手段」に過ぎません。例えば、真宗の僧侶になるためにも数年間の勉強や「考査での合格」が必要ですが、真の目的は「資格の取得」ではなく、その先にある「僧侶の活動をする事」や「自分自身の人生に活かし、他者を助け社会に貢献する事」です。あなたにとって、その資格の先にある本来の目的は何だったでしょうか。
仏教では、「思い通りにしたい」という強い執着が、苦しみの根本であると説きます。「周囲の人ばかりが先に合格する」という焦りや、結果に対する強いこだわりがいつしか心を締め付け、「自分が嫌になる」という苦しみの原因となっている訳です。
もちろん、早く合格したいというお気持ちは十分分かります。ただ、今の深い苦しみを和らげるには、目先の「合格」という結果ばかりに心を囚われないこと、すなわち執着を優しく手放してみることが大切です。一度肩の力を抜き、心が落ち着いたところで、これまでの勉強の進め方を冷静に再検討してみましょう。今まで費やしてきた時間は決して無駄ではありません。ご自身を慈しみ、焦らずに本来の目的を見つめ直しながら歩んでいかれることを応援しております。
拝
縁起寺 釋聴法



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