年金暮らしの両親へのアプローチの仕方回答受付中
70歳になる両親は年金暮らし、決して十分とは言えない額での暮らし。自営業だった父の会社を随分前に破産して以来
貯金を切り崩している生活。
いまはもう貯金が底をつき
シニアサイトで働こうといっても、もう70歳だぞと怒った態度。
機嫌の良いときには毎月の光熱費やらの支払いを私にお願いしてくるといった状況。
働こう、など問いただすと嫌がる、怒る、威圧的態度で家族をびびらす。
年金を少しでも増やそうと自治体の補助金などを紹介すると返って面倒そうな態度、威圧的言動で返すといった状況です。
母は呆れて話しもしたくない、関わりたくない様子でいますが、バブル期からずっと裕福な生活をしていたため浪費癖があり節約の仕方を知りません。毎月の支払いなどの見直しをしても確実に金銭面で足りていません。
母の浪費癖(母は節約しているつもり)父の態度(1日じゅうベッドでテレビ鑑賞)にどうアプローチすれば円満に細々と生きてくれるでしょうか。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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人はなかなか変わりませんよ。
困った状況ですね。
ご両親のことを何とかしたいというお気持ちは、
とてもよく伝わってきました。
ただ、お話を伺う限り、
お父さまもお母さまも「困っていること」は理解していても、
「自分が変わろう」という段階には至っていないように感じます。
人は、変わる必要性を本人が感じなければ、
周りがどれだけ正論を伝えても動きません。
働いたらどうか。
補助金を利用したらどうか。
支出を見直したらどうか。
どれも間違った提案ではありません。
しかし、お父さまはそれを「責められている」と受け止め、
威圧的な態度で自分を守っているのかもしれません。
一方、お母さまも長年の生活習慣は簡単には変えられません。
「節約しているつもり」でも、昔の感覚が残っているのでしょう。
残念ですが、ご両親を変えることは難しいと思います。
変えようとすればするほど、
親子だからこそ感情的になり、関係が悪化することも少なくありません。
ですから、「変える」ことよりも、
「できることだけを一緒に考える」
という姿勢のほうがよいのではないでしょうか。
例えば、支払いを一緒に確認する。
利用できる制度だけは手続きを手伝う。
必要以上のお金は渡さない。
そして、ご自身まで生活が立ち行かなくなるほど支え続けないことです。
親を助けたいという気持ちは尊いものです。
しかし、子どもが共倒れになってしまっては、本末転倒です。
仏教では、自分にできることは精一杯行い、
その結果まで自分の思い通りにしようとは
執着しないことを教えています。
できる限り手を差し伸べる。
しかし、歩くかどうかは本人が決めることです。
ご両親の人生は、ご両親のもの。
あなたの人生は、あなたのものです。
どうか、ご両親を大切に思う気持ちはそのままに、
ご自身の生活まで犠牲にしないことも、大切になさってください。


