犬とハムスター
中学生のときに飼っていた犬が死んでから、その事を度々思い出します。
親戚の家で子犬が生まれたのでもらってきて育てようとしました。
しかし、大きくなるにつれてその犬は全然いう事をききませんでした。私と同じくらい大きくなってしまったため散歩も一苦労で散歩紐を足にぐるぐる巻きつけ動けないようにして噛み付くような事もありました。そのうち、なんて可愛げのない犬なんだろう…はやく別の犬がかいたいな。なんて、いま思うと悲しくてゾッとするようなことを思っていました。
暫くして、その犬は亡くなりました。
生きたのは三年くらいだったと思います。その犬は自分を産んだ母犬とまったく同じ日に亡くなりました。
親戚に電話をして亡くなったことを告げると、母犬も同じ日に亡くなったと言われました。
うちは、小さい頃から家でのごたごたが多く、両親も仲良くなくていつもピリピリしていました。その犬が亡くなった次の年、私が高校生になったときに両親が離婚。暫くピリピリはありましたが嘘のように家庭が落ち着きました。
占い師の方に聞いてみたところ、『動物は家庭の不調和を敏感に感じるし、もしかしたらその時に家には悪い霊がいたのかもしれない。だから、その犬はイライラしたり悲しくて噛み付いたりしたのかもしれないよ』と言われました。
その期間、ハムスターも飼いましたがやはり早くに亡くなってしまいました。
いま、猫を三匹飼っていますが可愛くてたまりません。そうすると、ふとあの時の動物達に申し訳なさがつのります。
本当に、わたしはなんて浅はかで嫌な人間だったのだろうか…と動物達に謝りたい気持ちが大きくなります。
このような場合、なにか謝る方法はありますでしょうか。。。近くの神社でお祈りして想いを届けてもらうといった事はしたら届くでしょうか?本当に申し訳いです。あの時、一緒にいてくれてありがとう、ごめんなさい。
なにをしたら良いのか、お答え下さると嬉しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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愛犬にもご供養を
美羽さんこんにちははじめましてどうぞよろしくお願い致します。
まず、愛犬、ハムスターと過去のことお悔やみ申し上げます。
さて、結論から申しますと、ペット供養はございます。
お釈迦様の教えは我々人間の特権ではなく、すべての生物(草木に至るまで)を対象にしております。
貴女に思うところがあって早くに愛犬が亡くなってしまったのだとしたら、そのご供養をしてあげるべきです。それは仰るように神社や仏閣でも構いません、お尋ねいただければ思います。
狐は寿命が近くなると産んでくれた親のお墓を訪ね最後の親孝行を行うと言われております。
私達人間は孝行という言葉や感謝という言葉を理解していますよね。動物が本能で出来ることを我々が出来ない道理はありません。
どうか、貴女の苦しみを代わりに受けてくれたペット達に謝罪と感謝のご供養をして頂きますようご祈念致します。