心身共にお疲れのようですね。とにかくご自身にしばしの休息を与えて上げて下さい…。
　大体 夫婦なんて、所詮は「自分が一番大事！」の人間同士の和合体です。「好きだ」「一緒に居たい」だのの自分自身の思い込みが元々の始まりなのです。一緒に生活すれば思い込みが解けてきます。夫婦関係がうまくいかなくなります。
　夫婦だって「怨憎会苦（…憎み合っている者同士が顔を付き合わせて生きていかねばならない）」の苦しみを味わう というお釈迦様の御説法の通りです。
　そして、それからが本当の夫婦の始まりなのだと思います。
　夫婦は人間同士です。ある意味ライバルであり、切磋琢磨すべき存在です。
　相手に「お、こいつ スゲ～！」と思わせなくてはなりません。または「ホントに有り難う」と思わせなくてはなりません。
　そのためには「財力」「知力」「美力」「体力」「心力」「食事力」「笑顔力」等々、暴力以外の力の何か又は全ての力を身に付け、磨き上げなくてはなりません。
　要するに「人間力」を向上させることです。
　それでも、振り返らない相手なら、それは相手に「魅力」無しです。関係を捨ててしまっても良いかもしれません。
　ただ、相手に対して自身を向上させる気持ちが既に無いのなら重症です。
　まずは、何とかして休んで下さいませ。心身の力を回復させて下さい。
　それからですよ。大丈夫！　あなたも「人間力」をどんどん向上させることが出来ます。
　だってあなたも私も人間なんですから。そしてご主人も同じ人間なんですから…。

小林　覚城

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はるさん、初めまして。
浮気は病気です。
猛烈に反省して、体の関係や交友関係は整理できたとしても、心の中で「あーつまんないなぁー、なんか出会いないかなー」と妄想することは、多分治らないんじゃないでしょうか。
私の友人は「満足していない訳じゃない。100％満たされていたとしてもダメ。一生治らないし、子供でも出来ないと無理。いくら好きでも他人の為には治らない」と堂々と言っています。
「自分より大切な物」がないと浮気という病気には勝てないのかな、と浮気性の人に対しては思っています。
私は元々、夫婦だけで一生過ごしたかったのですが、病気をした時に子どもが欲しいと思うようになり話し合って離婚した経験があります。
もし、はるさんにとって「子どもが欲しい」という思いが「夫が好き」という思いより大きいなら、別れることでしか解決できません。
今までの質問も拝読させて頂きましたが「変わろう」という意識はお持ちのように感じました。
行動に移せないのは、はるさん自身の問題です。
人の幸せは見える部分だけ。それはご自分が一番わかっておられますよね？
悪いことを人のせいにするのは簡単です。仏教的な見方をすれば、悪いことも良いことも全部自分のせいです。
親に迷惑かける・心配かける、それを理由にしたらいけません。親はそうゆう存在です。
健康だろうが幸せだろが、子どもの事は心配だし、何かあれば頼って欲しい、守りたいと思うのが親です。必死で子離れしているんですから、こんな時くらい頼ってもいいんです。
「もう耐えられない。生活が安定するまで置いてほしい」と言われた方が、よっぽど心配かけません。
親子関係が険悪でないのなら、親に甘えて下さい。
私は、浮気することはいいと思っています。バレなければ構いません。
バレるような人が浮気をするのは、赤ちゃんが大学に通っているのと同じくらい不自然に思います。
ご主人の悪口になって申し訳ないのですが、はるさんが死にたいと思うほどご主人を愛していますか？
嫌いだから憎いから死にたいなら、死ぬ勇気を新しい人生への勇気に変えられるはずです。
愚痴は自分の中に生まれません。他人にしか発せられないものです。
ご主人に思いを伝えて、それでも愛しさ以上に愚痴しか生まれないのだったら、夫婦でいる意味をご主人に問うべきです。

緇川杏美

光西寺

普通のＯＬから、結婚をきっかけに仏教に興味を抱きお坊さんになりました。 ...

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