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夫の女好きを気持ちの上で消化できない

回答数回答 1
有り難し有り難し 29

夫が根からの女好き、浮気性です。
不倫疑惑(本人認めていないものを含めてほぼ黒)数回、異性トラブルも数回。ただ、「法に抵触する行為=不貞はしない」とは主張していますが、これまでの行動からしてすべてを丸ごとは信じられません。
何度も話し合いをしてきたものの、「俺は女好きだから仕方ない、治らない」「あなたは妻なんだから、自信もってドーンと構えていればいいじゃないか」「家庭を顧みない遊び方はしないから、迷惑はかけないから」と終始主張し続けています。
もう夫を変えることは無理だと何となくわかっています。
こんな夫を愛し、結婚し、子供にも恵まれた自分にも責任があると感じています。
子供たちを大事にしているのもわかります。
私をないがしろにしているわけではないのも理解しています。(ただし、不倫相手と私を比較するのはやめてほしいとは伝えました。気分が悪いので)
それでも、オンリーワンには一生なれない悲しさを感じて、精神的にどうしようもなく落ち込んでしまう時があります。隠れて連絡を取っていたり、嘘をついて飲みに行っていたり、ホテルへ出入りしていたり。それでも帰宅して、私の作る夕食を食べて、子供たちの頭をなでて、私を抱きしめて寝る神経が分かりません。それで喜んでしまう自分も苦しいです。
離婚が頭をよぎったこともありますが、こんな異性にだらしない人でも気持ちがまだ残っています。もはや依存なのかもしれないと思い始めています。
また火遊びして・・・仕方ない人ね。というレベルまで消化できたら、どんなに楽なものか、と思わずにはいられないのです。

私は今後、どのように気持ちを整理すればよいのか・・・何を信じたらいいのかもわからなくなってしまいました。アドバイスがありましたら頂きたいです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

よくお考えの上、選択してください

こんにちは。

ご相談を読んでいると、少し前にあった同様の質問を思い出します。
ただ、違うのはあなたが30代であるのに対して、そのご質問の主は80代の方でした。

不倫をやめて欲しい、そう奥さんがどれだけ願って口に出し続けて数十年経っても全く暖簾に腕押しだった。いやむしろ、ご主人は完全に居直って、何が悪いかも通じないレベルになっているようでした。人生の晩年になって、こんな情けない思いをし続けなければならないのか。夫婦としての生活は何だったのか。そういう悲痛な思いが綴られていました。

あなたは、ご主人が「ないがしろにしているわけではないのも理解しています」と書いていますが、本当にそうですか。無理矢理に納得して、「理解」ある嫁になっていませんか。

彼の「オンリーワン」になりたい。
でもなれない、「悲しさを感じて、精神的にどうしようもなく落ち込んでしまう」のが本心なのではないですか。

ご主人の「火遊び」は、「家庭を顧みない遊び方」ではないそうですね。

「異性トラブル」を「数回」しているということは、「トラブル」にならざるを得ない深さがあったからであって、本人がいうほど安全な「火遊び」ではなさそうです。むしろ、可燃物のポリタンクの側で子供が、大きな花火を手に持ちながら大丈夫、大丈夫と言っている姿にも見えます。家庭を崩壊させたと訴えられ、賠償を求められたり、その外聞が周囲の人に伝わることが今後あったならば、あなたにも子供さんにも影響がないといえましょうか。

ご主人を「変えることは無理」だと分かっているのでしょう。
選択肢は2つしかありません。

無理矢理に心を納得させ続けるか。

納得するのをやめて、未来の誰かの「オンリーワン」になるか。

ここからは、ご自身で選択してください。

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有り難し
おきもち

浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布教研究専従職員 元龍谷大学講師 元篤志面接委員(法務省管轄) 真宗学修士、心理学学士 Fmみっきい(地元ラジオ局)出演中 趣味:サックス 2019年末頃から回答しています
応談できる時間帯は、その日によって違いますのでお確かめ下さい。 月曜日〜金曜日(祝日除く)13時〜21時 土曜、日曜、祝日 18時〜21時 お盆(8月1日〜15日)、お彼岸は対応できません。

質問者からのお礼

ありがとうございます。
自分の気持ちに今一度向き合っていたら、お礼を伝えるのが遅くなってしまいました。申し訳ありませんでした。
どうしようもない人であることは確か。
火遊びが危険なところも確か。
しかし、まだそんな夫のことが好きで、今すぐに踏み切れないのも本心であるのです。だからこそ、迷いに迷っているのかもしれません。
もう少しだけ、夫や夫の周りの人を見て、しっかり決めたいと思います。

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