私を怨んでいるのでしょうか。
私には子供が1人、今年中学校に入学した息子がいます。この子が生まれる前に1回、生まれた後に2回、どうしてもやむを得ない事情で人生で3回中絶をしました。
21歳と24歳と26歳と時です。
私はバツイチで、夫からの酷いDVで離婚しました。24歳の時に産んであげられなかった子供と今年中学校に入学した息子は兄弟になるはずでした。
現在、26歳の時に産んであげられなかった子供の父親と私と息子の3人で暮らしています。
産んであげられなかった子供たちは私の事を怨んでいる気がしてなりません。忘れたことなんて1日もありませんが、21歳の時に産んであげられなかった子供が1番私に対して強く憎んでいるのではないか。と思う時があります。
息子は発達障害を持って生まれてきましたが、これまでに大きな病気をしたことがなく体が丈夫で健康体です。すごくありがたくて幸せなのですが、私だけ幸せになっていいものなのか。でも産んであげられなかった子供たちの分まで幸せにならないと。という葛藤で15年が経ちました。水子供養などはしていません。なので余計気になって仕方ありません。
息子1人に愛情と時間を注ぐ為に3人は犠牲になってくれたのか。などと色々考えます。
3人とも、私の事を怨んでいるのでしょうか。息子が無事に成長してくれるなら私は怨まれても構いません。ただ、私を怨んでいるのなら、3人ともどんなに辛い思いをしているのか…その辛さを母親として分かってあげられない事もすごく残念に思っています。
お坊さん方はどんな風にお考えになられますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
きっと恨んでおられないですよ…
三度の妊娠中絶を経験されたとのこと、大変な人生を歩んでみえたのですね…。
3人のお子様があなたを恨んでいるかどうか…一言で申せば、恨んでいないでしょうと申し上げます。既に三方とも仏様とお成りです。「今、幼子として辛い思いをされている」とか「あなたに災いをもたらしている」ということはありえません。
ただ、あなたの身に 自分にとって不都合なこと、つらい出来事が起きた場合、これはもしかすると3人の子の恨みなのではないかと想像した瞬間に、3人はあなたに恨みを持つことになります。
つまり、子が自分に「恨みを持っているかどうか」を決めるのはあなた御自身だということです。
この世に生まれることを許されなかった上で、しかも大切な母に恨みを持つ存在(お化け)とされてしまうのではお子様の立場がありません。恨みではなく、悲しみにくれることになるでしょう。
もちろん、中絶をされたことには深いご理由があったのだと想像します。でも、そのことは良いことでは決してありません。
唯々、今は仏様とお成りの三方に慰めの気持ちではなく「感謝」の思いからお参りして下さい。
あなた様の身を案じて、支え、導き続けて下さっておられる仏様三方にどうぞお手を合わされつつ、感謝の日暮らしをなさって下さいませ。…そのことをこそ仏様はお喜びになられます。
質問者からのお礼
ありがとうございました。良い事があっても悪いことがあっても、『何があっても感謝』を忘れず過ごしていきます。