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これでよかったのか

回答数回答 1
有り難し有り難し 8

わたしは19歳の時に
奥さんのいる男性(当時39歳)と出会い、
約7年間不倫関係にありました。

はじめは、一緒にいて楽しくて、
いつかやめるから大丈夫と割り切っていました。
不倫関係にある間、他に彼氏を作ろうと
活動していましたが、
どの人よりもその男性といるのが楽しくて、安心できたため、
一生一緒にいたい。
奥さんと別れて私と居て欲しいと思うようになりました。

しかし、そー思い始めると、
私を選んでくれないことを悲しんだり
恨んだりして、
結局別れを切り出したり、
切れきれずに戻ることを繰り返してしまいました。

そのうちに、こんな私を見捨てず居てくれたことをありがたいと思いましたし、
奥さんと別れるのは簡単ではないことも理解できる歳になり、
ただただ彼を愛そうと思うようになりました。

とりあえず半年、ただ彼を愛そうと
心に決めていたのですが、
どーしても不倫であることが心に引っ掛かり
悲しくて、また別れを切り出してしまいました。

どーせ不倫だったのだから、これでよかったのかもしれませんが、
自分はこれでよかったのか、
消化できません。

これでよかったのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

将来の夢を語り合えるお相手

拝見しました。

もちろん、これで良かったのですよ。

一時の迷いで道を踏み外すことはあっても、いつまでもケジメをつけられない不義密通ほど厄介なものはありません。
これから先、貴方が人を好きになって「あんなに人を好きになったことは無い」「どうしてもあの人と比べてしまう」「いつまでも満たされない」という葛藤に苛まれるのは、これまでの偽りへの代償です。

お相手にとっての貴方は、アンダーグラウンドな友人であり、これから先も家族ではあり得ないのです。
そして、貴方の行為は、いずれ自分に返ってくるでしょう。自分の身に同じことが降りかかった時、「私にはその気持ちがよく分かる」と許してあげられますか。

付き合い始めた当初には、多少なりとも胸を締め付けた罪悪感が、7年経った今、ささやかな幸せを願う家庭に対して、「どーせ不倫だから」程度の言葉で済ませるご自分を、これを機会にどうぞ見つめ直して下さい。
厳しいことを申しますが、貴方が将来の夢を語り合えるお相手に出会えることを願っております。

5683さま
ご返信、ありがとうございます。
不快、なんてとんでもありませんよ。貴方はとても愛情深い方だと思いますし、葛藤を繰り返しながらも、自分のお気持ちに正直に向き合って来られたのだと思います。
何時の日か、穏やかに過ごせるお相手に巡り会えますことをお祈り致します。

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有り難し
おきもち

初めまして。桑木茂光と申します。 大阪最北端に位置する能勢町にございます...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございました。
「どーせ不倫だから」と申し上げたのは
自分への戒めのつもりで、
けして軽い気持ちであったわけではありませんが、
お坊さまもとても不快にさせる質問をしてしまって、
申し訳なかったと思いました。
お付き合いいただきありがとうございました。

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