後悔と幸せ
初めて投稿させて頂きます。
よろしくお願い致します。
40代の主婦です。
私は罪を犯しました。
一度だけ、浮気をしてしまいました。
夫に知れ、謝り反省し、後悔と懺悔の毎日を過ごしています。
子供は知りませんが、こんな母親で申し訳ない気持ちでいっぱいです。
当初は、夫も「自分にも反省点がたくさんある、今まで苦労ばかりかけたのでこれから二人でゼロからスタートしよう」と、再構築の道を選んでくれていました。
しかし、月日が経つにつれ、夫は憎しみ怒り、空しさなどの感情が爆発し、自暴自棄になり、毎晩お酒を浴びるように飲み、離婚という言葉も言うようになりました。
私が原因を作り、傷つけてしまったので、今は主人の全てを受け入れています。
感情をあまり表に出さない主人が、初めて私にありのままの感情をぶつけてくれています。
これまで主人名義の借金が出て来たり、家政婦のような空しい毎日で、自分の存在を認めて欲しいと思いながら暮らしてきました。
当たり前の毎日が、何よりの幸せだということに目を向けられず、感謝が足りませんでした。
何故浮気に逃げたのだろうと、後悔しかありません。
過去は変えられません。
でも、未来は変えられるのなら、勝手な考え方かもしれませんが、今は1日1日を大切に、気持ちを込めて積み上げていこうと思っています。
私の心が望んだ「結果」が今の現状なのだから、逃げなければ、乗り越えられると思っています。
何年かかってでも、私は主人と心が通い合う夫婦になりたいです。
罪を犯した私が、主人の気持ちに寄り添いたいと思うのは自分勝手でしょうか?
前向きに生きて行くことに、罪悪感もあります。
支離滅裂な文章で、申し訳ありません。
どんな厳しいアドバイスでも受け止める覚悟でいます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
未来は変えられる
「妻として、母として恥ずべき行為に及んだ!」
「一時の迷いを振り払えず、家族を裏切り、夫の信用を失墜させた!」
「取り返しのつかぬことをやってしまった私は、またここ(家庭)に舞い戻った!」
貴方が、そう深く深く悔いて、心がバラバラになるくらい哭いて、打ちのめされたなら…もう、それを引きずってはいけませんよ。
「たかが、こんな自分は!」って、一度だけ吐き捨てたら、その自分も一緒に捨て去りましょう。
もう、それで終わりです。
少なくとも貴方は、ご主人に深く謝罪し、出直される決意を確認されました。ならば、「過去は変えられなくても、未来は変えられる」という貴方の言葉通り、未来志向で進むのです。
ご主人が荒れるのは、貴方を愛しているから。深く愛するが故の葛藤に他なりません。
貴方の決意を、言葉で伝えましょう。そう、ここに綴られた素晴らしい貴方の「覚悟」と「思い」です。
申し訳なさそうにボソボソ吐き出すのではなく、ご主人の目を見据えてしっかり伝えましょう。
ある時期になったら、過ちの原因となったご主人との問題も、しっかり共有しましょう。
申し訳ない気持ちに目隠しされて、ご主人の顔色ばかりを窺うのではない。
これからの貴方の姿勢ひとつで、家族がより深く寄り添えると私は信じます。
ひまわりさま
御返信、ありがとうございます。
私も、今回、貴方との接点が生まれましたことを、心より嬉しく思っております。
どんなに打ちひしがれても、人は変われる。そして、人が変わろうとするその時は、なんて力強く、潔いものなのだろう…そんなことを、ツラツラと思い巡らしておりました。
これから先も困難はあるでしょうが、前を見据えて頑張って下さい。ひまわりのように。
質問者からのお礼
桑木茂光 様
ご回答、有り難うございました。
どんなに辛くても泣くまい、と思って毎日過ごしておりましたが、今は涙が止まりません。
心強い励ましのお言葉に、背中をおして頂き、より一層の覚悟が決まりました。
夫や子供は「私の行動ではなく、感情に反応する」と言われたことがあります。
心をしっかり強く持ち、ブレることのない自分でいたいと思います。
今まで解決出来なかった問題にも、二人で向き合えるよう、私が舵をとる覚悟で頑張っていきます。
もう迷いません。
罪は消えませんが、感謝を忘れず、謙虚に、家族の幸せを考えていきます。
投稿させて頂いて、本当に良かったです。
桑木茂光 様
再度、ご返信を頂き、大変凝縮致します。
そして、温かいお言葉と、広いお心に感謝申し上げます。
「力強く、潔い」と表現して頂きましたが、実際はそんなに簡単にスパッと気持ちが切り替えられる訳もなく、自責の念に押し潰されそうになることも、1日で何度もあると思います。
しかし、絶対に逃げたくありません。
つい先日、身内がこの世を去りました。
その亡骸を前に、生前を振り返り、私は「自分が死ぬ時、人生で何か1つでもやりきったと思ってから死にたい」と思ったのです。
それが、夫婦問題の解決です。
だから、この「過ち」を決して無駄にしてはならないと思うのです。
罪を犯した私が、勝手な解釈だと思われるかもしれませんが、夫婦が再構築して、幸せに暮らすことが先祖供養にもつながると思っています。